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「乳牛」も、食べるんですか????
いわゆる”狂牛病”問題報道で初めて知りました。 人間の食用を目的に飼育されている牛=「乳牛」&「肉牛」ですが、「乳牛」は乳を出すだけなのだと思っていました。 確かにちょっと考えてみると、乳を出さなくなった巨体の牛をただ解体・焼却処理する、なんてわけないか…と初めて気付いた次第です。…お恥ずかしい。 そこで。市場に出ている国産牛肉の「肉牛」と「乳牛」の割合ってどのくらいなのでしょうか? もしかして「肉牛」とは実質、いわゆる”近江”とか”但馬”とかブランド品のことで、安く食べられる「ただの国産牛」はほとんど「乳牛」だったり? 肉を買うとき、「国産or国外産」「○○県産or××県産」などは知ることができますが、「乳牛or肉牛」なんて表示はないし…。 乳牛を食べたくない、と思っているわけではありません。つい気になってしまったのです。 どなたかご存知でしたら教えてください。
お礼
maumauさん、詳細にありがとうございます。 bonnnouさんの回答を補足していただいた形で、理解を深めました。 昨日報道された”2頭目”は「月齢67ヶ月のホルスタイン・雌の乳牛・過去3回出産」だそうですが、 まさにこれがその「乳廃牛」なのですね。 で、ホルスタインが産んだF1という種は、例え雌でもほとんど肉用にされるんですね。 「初産を楽にするために」そういうことをしてきた、というのも初めて知りました。 肉用牛とは、肉用牛から産まれたから肉用牛になるのではなく たとえ乳牛から産まれた牛でも、肉用牛として「育てられる」のですね。 つまり「食肉用の乳牛」という呼び方をされるものは「乳廃牛」のことであって、 これはほとんどがミンチや加工食品となり、確かに食用にされる。 一方、乳牛から産まれた雄や、肉用和牛との交配種は、「肉用牛」として育てられるので これを「食肉用の乳牛」みたいな呼び方はしない。 …ということ…ですね…? うーん。奥が深いです。