トントン無しではかなり厳しいです。
ついでに挑戦してください。
なれれば簡単ですよ。
まず、ポイントは卵をホイッパー(泡だて器)で混ぜる。
空気を含み、卵白まで完全にだまがなくなるので、かなりホワッとした食感になります。(加熱しすぎなければ。。。)
そして、次に欠かせないのが、絶対に最後までくっ付かないフライパンです。
ご家庭では、テフロン加工のものがないと無理ですね。
料理人みたいに、何日もかけて油をなじませたフライパンがあれば別ですけど。
さて、まずフライパンを熱します。
次に卵液を投入。
と同時に、勢いよく均一にかき混ぜます。
瞬時に火が通った部分を剥がし、その部分に生の部分を流し込むが如くです。
そして、好みの硬さの7割程度まできたら、すばやくフライパンの向こうの縁へ剥がし寄せます。
この時、スピードに自信が無かったら、火の上からはフライパンを外します。
向こう側へ寄せると平行して、持ち手側だけを揚げ、寄せた側は元の高さを維持します。
すると、本来向こう側のフチだった部分が、地面と平らになり、その(フチの)上に平らに乗ります。
さぁ最後の勝負(プロはここでトントンを使い、手首の返しでひっくり返しますが)平らに乗っているフライパンとオムレツ直前の間に、フライ返しをそっと、かつ深く滑り込ませます。この時まだフライパンは傾けたまま、フチの部分が平らです。
次の瞬間に、フライ返しで手前に倒しつつ、勢いよくフチを持ち手と同じ高さまで持ち上げます。すると見事に返ります。
軽く火を通し、盛り付け。
絶品です。
もし、これをできそうに無い、やるつもりが無い場合は、好みの硬さで半熟スクランブルエッグを少しずつ中央に集めて、例の形にします。
次に手早く盛り付けようの皿ですっぽりと蓋をします。
最後に、せ~のッ、で皿とフライパンの位置を逆にします。
秒殺の仕事ですよ。息止めてね。
トントン無しでも、「それらしいもの」はできると思いますよ。