重回帰分析について

質問

卒論を作成するに当たって、重回帰分析にて、「パソコンの需要量予測」をしたいと思っています。
いろいろな変量を用意し、そのデータを集めて、パソコンの需要量(販売数)を目的変量とする重回帰式を生成し、新製品のデータを入力してその製品の需要量予測をするつもりです。

ここで質問なのですが、目的変量(需要量)に対する説明変量として、どのようなものがいいのでしょうか？

今思いついているのはパソコンの性能、企業のブランド力です。
これからも自分で考えていきますが、良い説明変量があれば教えてください。お願いします。

回答No.3

at9_am · ベストアンサー

卒論の作成との事なので、おそらく経済学部の学生でしょうから、そのつもりで回答します。

一般的に需要関数は、全ての財の価格と所得とシフトパラメータで書けます。従って、最低限入っていなければならないのは、「価格」と「所得」を表す変数になります。パソコン以外の財の価格については消費者物価指数か何かを用いればよいので、特に問題は無いと思います。

更に、パソコンの各製品別需要量の予測ということですから、各製品間の代替の弾力性を考慮する必要があります。
例えば、性能的に全く同じの２つの製品があったとすれば、一方の需要量はその製品の価格だけではなく、もう一方の価格にも依存することは理解できると思います。更に、多少性能が落ちても安い製品を選ぶ可能性があることも理解できるでしょう。
従って、このような問題に対応した変数および推定方法を選択する必要があります。

企業のブランド力は、単純にダミー変数で充分対応出来ると思うので、是非入れるべきでしょう。

それから、厄介な問題として、新製品の問題があります。新製品の発売（発表）前後で、同じ製品でも価格と需要が下がることは容易に想像できると思います。したがって、この問題にうまく対応する必要があるでしょう。

最後に、現代の PC 用途の大部分はインターネット関連だと思いますから、インターネットの影響を考える必要があるでしょう。
普及率だけではなく、回線速度や接続料金なども考慮に入れる必要があるかも知れません。

以上、参考までに、思いつくままに並べてみました。

お礼

回答ありがとうございました。
ブランド力をどうすればいいか考えていたところ、ダミー変数がいいとのご指摘、大変助かりました。
それ以外にも様々な変数の列挙、さすが「自信あり」のお方です。ありがとうございます!

回答No.2

goma_2000

説明変数として使用できる変数(項目)である為には、定量的に量れる項目がよいです。ブランド力を定量化するのはちょっと難しいかもしれません。。。

パソコンの性能としては、クロック数だったりメモリ、HDの容量、ノートパソコンだったら液晶のサイズだったり、重さだったり。（大きさや重さに関してはある程度相関がありそうなので変数の選択に注意が必要ですね）。あとはNo.1さんの言われているように価格でしょう。これは重要です。

ただ、実際の回帰分析では、変数の合成などにより別な指標を作成したほうが上手くいくことがあります。（たとえば、性能と価格からコストパフォーマンスのような指標を導入するなど。）

パソコン固有の情報ではないですが、発売時期の経済状況とかも重要になります。そもそも需要がなければ売れないので、経済的に余裕の出てきた時期の方がよいですからね。

お礼

沢山の書き込みありがとうございます。
ほんと、Yahoo知恵袋とは違ってこちらは文量を多く書いていただき、大変助かります。
変数の合成ですか。気付きませんでした。考えさせていただきます。
卒論、がんばります。また質問することもあろうかと思いますので、そのときはぜひよろしくお願いいたします。

回答No.1

masterasia1919

あなたが、パソコンを買うときにもっとも重要だと思うものはなんですか？私は、一番に値段、二番に性能、です。なので説明変量として私は値段を上げてみます。値段が高ければ、性能はよく、逆なら性能はおちますでしょ？企業のブランド力？まぁたしかに、ブランド力も需要として考えられますね。その他にも、デスクトップかノートか？windows、unix、Linux、Mac、ソラリスなどのＯＳの違い、デザインの美しさや人間工学にのっとっているかなども、挙げられるのではないでしょうか？

お礼

なかなかこの質問に対する回答が現れなかったので、とても不安でした。一番手、ありがとうございます。
確かに自分がどう行動するかを考えるのは重要ですね。ご指摘ありがとうございます。