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アルコ-ルの分解について
体内でのアルコ-ルの分解過程を化学的に説明するとどんな感じになりますか?教えてください。お願いします。
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アルコール本体の代謝は.既にありますので.代謝によって付随する反応を書きましょう。 アルコール→アルデヒド NAD→NADH の反応が同時に起こり.過剰のNADHは NADH→NAD αケトグルタール酸→リンゴ酸 との同時の反応でリンゴ酸が過剰に出来ます。 リンゴ酸はクエン酸回路の一部分を使って. リンゴ酸→オキザロ酢酸→αケトグルタール酸 と循環します。この時に.リンゴ酸→オキザロ酢酸の反応でH+が放出され.放出されたH+は電子伝達系に運ばれます。 NADH→NADの反応と同時に起こる反応としては.脂肪酸+アセチルSCoA→脂肪酸の長鎖脂肪酸合成.グリセリロール燐酸-ジヒドロキシアセトン燐酸のけいを使ったFAD-FADHの循環からのH+生成もあります。 体内でのアルデヒドは.酢酸を経由して分解されますが.その他に蛋白質と反応する経路があります。反応生成物はかん障害の原因物質として知られています。 以上肝臓での脂肪生成.肝障害物質の生成について書きました。
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ありがとうございました!早速見てみます。
アルコールは肝臓の中で アルコール→アセトアルデヒド→酢酸 という過程で分解されます。酢酸は筋肉などで消費され、二酸化炭素と水になります。 アルコールをアセトアルデヒドにするのは「ADH(アルコール脱水素酵素)」、アセトアルデヒドから酢酸になるのは「ALDH(アルデヒド脱水素酵素)」の作用です。 生まれつきアルコールに弱い人は、ALDHのうち「I型」という酵素を持たない人です。欧米人にはほとんどいませんが、日本人にはよくいるそうです。生まれつきですから「訓練すれば強くなる」ということはありません。
お礼
ありがとうございました。やっぱし日本人はお酒には弱いんですね。
お礼
ありがとうございました。生物の教科書に載ってたような記憶が・・・・今思い出しました。