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アセトアルデヒドの分解
アセトアルデヒドがまったく分解できず体内に残ると発がん性のリスクは高まりますが、肝臓にある酵素の働きでお酒に弱い方でもアセトアルデヒドは分解されるのですか? お酒を飲んだ直後や、酒粕を食べて体内に入ってから、どのくらいの時間で肝臓にたどり着き、分解されるのか教えて下さい。 もしすぐ分解、代謝して、体内に蓄積しないのなら、大好きな酒粕が食べられますのでお尋ねしました。 簡単な回答で構いませんので、教えていただければ大変助かります。
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- ShidaraReitos
- ベストアンサー率13% (644/4647)
アセトアルデヒドを分解するのは以下の3つの酵素が関係している。 (1)アセトアルデヒド脱水素酵素1型 アセトアルデヒドを酸化して無害な酢酸にするが血中のアセトアルデヒド濃度が高くならないと働かず、代謝速度が遅い。 (2)アセトアルデヒド脱水素酵素2型 アセトアルデヒドを酸化して無害な酢酸にする。血中のアセトアルデヒド濃度が低いうちから働き、代謝速度が速い。 酒に強い人はこの酵素が多い。 (3)P450 あらゆる物質を代謝できる(約2000種類ほど)万能酵素で当然、アセトアルデヒドも代謝できる。代謝速度は遅い。 (2)が少ないまたは、まったくない人は酒が弱い。(3)しかない人は基本、酒が飲めないが、いずれはアセトアルデヒドは代謝される。 アルコールを代謝する速度は1日の時間帯によっても違う。夜なら3時間以内にすべて代謝できるが、朝だと8時間近く体内にアルコールが残留することもある。
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
NHKの「ためしてガッテン」という番組によりますと、人が飲酒すると、肝臓で A:アルコールを分解して、アセトアルデヒドを作る(顔が赤くなるのはアセトアルデヒドの効果) B:作ったアセトアルデヒドを分解して無害化して血液に流す。 という二つのことをやりますが、Aの能力とBの能力は一致しません。日本人はおおむね、Aの力が強く、Bが弱い(白人や黒人は逆)そうです。 Bの能力には、弱いか強いかという差はあります。弱ければ、分解に時間がかかります。でも、まったく分解できないということはないそうです。まあ、遺伝子が変異でもしていれば別でしょうが。 > 酒粕を食べて体内に入ってから、どのくらいの時間で肝臓に 甘粕はわかりませんが、アルコールはすぐ到達しますね。まったく酒が飲めない私は、無理して飲酒すると10分くらいで顔が赤くなり、頭痛がし始めますので、数分で肝臓に到達し、肝臓はすぐアルコールを分解してアセトアルデヒドを作り始めるものと思います。 > 分解、代謝して、体内に蓄積しないのなら、大好きな酒粕が > 食べられますので お好きなら食べればいいのではないでしょうか。 というのは、肝臓で無害化されずに血液に流出したアセトアルデヒドは、体の中のそれぞれの器官の細胞にある酵素で無害化されるからです。 つまり、体内に蓄積されてガン化の原因となる、ことはないそうですから。 ただし、唯一、無害化酵素を持たないで、ガン化しやすい場所があります。それは「食道」です。 で、アセトアルデヒドは防衛機能を持たない「食道」を痛めつけて、ガンにする危険性が高いそうです。 アセトアルデヒドが胃の中で気化して、ゲップのように、睡眠中に食道を通って口から外へ出る過程で食道を傷つけたり、酒や酒粕を飲食して口を磨かないで寝たりすると、口中の常在菌がエネルギー源としてアルコールを溜め込んで、徐々にアセトアルデヒドに分解するので、それが唾と一緒に食道へ流れていったりして、食道を傷めるとのこと。 なので、そういうことにならないように、注意すれば大丈夫でしょう。 因みに、Aが苦手で、Bも苦手の人は、長時間、少しずつアセトアルデヒドが体内にあり続けるので、食道ガンの発症率は、そうでない人の414倍倍だそうです。まあ、当選確実という感じですね。日本人の3%だそうです。 私は、Aは得意でBが苦手なんだろうと思いますが、質問者さんはどうなんでしょうね。
- sai_play
- ベストアンサー率58% (70/120)
こんにちは。 ことなる方向からアプローチしてみました。 「一番早く効く頭痛薬」 http://www.100made.info/entry/%E9%A0%AD%E7%97%9B%E8%96%AC/%E6%97%A9%E3%81%8F%E5%8A%B9%E3%81%8F お好みの「酒粕」を固形物状態または「おかゆ状」で食べるのかでも変化すると思いますけど、「アスピリン系」が服用後20分程度で効果が出るらしいので、 経口服用(酒粕食べる)→胃→十二指腸→小腸→門脈(小腸と繋がる血管です)→肝臓→血中→脳までの一連に要する時間が20分とすると、 ご質問の肝臓への到達時間は20分未満で、この20分は「効き始め」ですので肝臓→脳までの時間は不要です。 あと座薬や心臓病の狭心症の薬(ニトロ薬)みたいな舌下の静脈から成分が血中に入って即効性のものもありますので・・ エタノールはどうなんでしょうかね。 よく、「ワインを舌でころがす」なんて風味を楽しむ表現がありますが、ころがしているうちに酔っちゃったなんて話も聞いたことがあるような? ご参考までに。