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《夏は来ぬ》の歌い方について
現在,大学の合唱部で《夏は来た》を練習しているのですが,出だしに「卯の花の 匂う垣根に」とありますね。この「におう」の「おう」の部分をどう発音するかでもめているのです。 1.「におう」とはっきり「おう」と歌う。 2.「におお」と,「う」とはっきり言わずに「お」と「う」の中間で歌う。 この2パターンのうち,どちらがよりよいのでしょうか? また,これらよりも良い歌い方がある,という方はお教え願えればありがたいです。よろしくお願いいたします。
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御質問の内容は、 「お」から「う」にうつる時 「う」に対して比較的長い音価が与えられている場合、特に問題なる点かと思います。 「う」の発声に対して、ヨーロッパ式の口蓋を広く保つ「O+U」の発音で演奏すると、「おう」とはっきり歌うとバタ臭くて不自然です(聴衆は、さぶくなる)。 また、「う」言葉の語尾ですので、音量として「お」より「う」の方が小さく聞こえるのが自然です。これを再現する方法を検討すればOKです。 1.「お」は定石通り歌う 2.「う」は音を立てるため、また、喉を守るため、「う」の音に入る時に、一瞬ヨーロッパ式の「O+U」で入ったあと、スピートピアノ 3.ダイナミクスを元に戻しながら、日本式の、口蓋をあまり高くしない「う」に移行。ただし、このポジションで声を押すと喉を痛めるので、ハミング唱に近い感じで処理。 概ね、上記の要領でソプラノさんとテナーさんが歌います。アルトは音が高くて目立つようであれば、この処理に参加、バスについては全体の響きのバランスを聞いて、弱すぎる場合は、「おお」で歌います。 2.のスビートピアノがわざとらしくて、ダメな時や、「お」と「う」に与えられている音の高さが同一の場合などは、口蓋を「O+U」に保ったまま、ハミングに移行します。 「おう」の部分にフォルテが与えられている場合は、上記によらず、「におお」で処理してください。この場合、「お」のポジションをあまり開くと(O+A)、、これまた聞いている方は、さぶいので御注意ください。失礼致しました。
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- tajimanokami
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一般的な歌唱法はさておき、このフレーズは、「お」にアクセントがあるので、「う」とはっきり発音しない方が、響き・おさまりともよいですね。
お礼
やはり,今まで皆さんそろって同じ御回答をいただきました。 この方法で歌ってみます。ありがとうございました。
2.「におお」と,「う」とはっきり言わずに「お」と「う」の中間で歌う。 で宜しいと思います。 そのほうが滑らかに聞こえますね。
お礼
やはりそうですね。 「う」とはっきり言ってしまうと不自然に聞こえますね。 ありがとうございました。
合唱部ではないので恐縮ですが、ずっと「2」で歌ってましたね。 (たしか授業でそう習いましたよ。)
お礼
ありがとうございます。 やはり先輩には,2の歌い方をおす方が多いです。
お礼
とても詳しい御回答をありがとうございます。 この御回答を先輩に見せてみます。専門家の方のお話を伺えるとは本当に有難いことです。 参考にしていただきます。まことにありがとうございました。