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講義の事を深く知りたい
今日学校で某大学の助教授が講義にきてくださいました。 講義を聞いていたのですが、内容が難しくてあまり覚えれませんでした。 パソコンで調べてどんなのだったか、じっくり勉強しようと思いましたが。 調べても出てこなくてココに書かせていただきました。 『半導体ヘテロエピタキシャル成長過程の原子スケールモニター』 と言う題名です。 これについて教えてはくれないでしょうか?
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確かにちょっと難しい話ですが、可能な限り易しく解説をしてみましょう。 半導体で最も一般的に使われているのはSiですが、これ以外にもGaAsやInPやAlGaAsやInGaAsなど様々なものがあります。(上に挙げたSi以外の材料は、周期律表のIII族とV族の組み合わせでできていますので、III-V族半導体などと呼ばれます。)これらの半導体は、原子が規則正しく並んだ結晶になっています。 「ヘテロ」という言葉は[異種の」という意味があります。また「エピタキシャル」というのは、結晶の上に更に結晶を積み上げていく事を言います。つまり、ヘテロエピタキシャルとは、ある半導体の結晶の上に異種の半導体を積み上げる事を言います。よく行われるのはGaAsの上にAlGaAsを積み上げたり、InPの上にInGaAsを積み上げたりします。 この技術は、光通信に使われる半導体レーザーなどを作るのには欠かせない重要な技術です。 半導体の結晶を積み上げていくエピタキシャル成長の技術は、非常に高度に発展してきておりまして、半導体の原子を1個ずつ、積み木のように、積み上げるようなことができるようになってきました。原子を1個づつ積み上げる様子を観察するのが「原子スケールモニター」です。半導体の原子を1個ずつ積上げながら、電子線や光やX船などを当てて、その反射の様子を観察して、どのように半導体の原子が積み上がっているかを見るのです。 このような技術は、既に書いた半導体レーザーのほかに、非常に高速に動作するトランジスターや、これまでに無い機能の半導体素子を作ることを目指して、盛んに研究されています。大学では工学部の電子工学科などで主に研究されていますが、企業の研究所などでも研究されています。
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- tatsumi01
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高校の生徒さんでしょうか。 この演題で高校生に理解しろというのが無理です。派遣した大学の判断を疑います。 理解しなくても構いません。推薦入試でも関係ありません。 しかし、特別講義を理解しようとする態度は立派ですね。
お礼
あっ私 高専4年生です
お礼
半導体ヘテロエピタキシャルは半導体の結晶の上に 異種の半導体を積み上げることだったんですね。 電気電子工学科にいますが、私は分子や原子など化学系が好きで あまり電気電子は好きではなかったのですが、 その事を聞いて興味を持ちました。 いろいろ調べてみようと思います。 ありがとうございます