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「農作物」の読み
私は小学校のとき「農作物」の読みを「のうさくもつ」と習ったのですが(昭和50年代)、最近ニュースを聞いていると、多くのアナウンサーが「のうさくぶつ」と読んでいるようです。言葉は時代につれ変化していくものだと思うのですが、今日では「農作物」は「のうさくぶつ」という読み方が正しいのでしょうか。例えば漢字検定では「のうさくぶつ」と読めば正答なのでしょうか。「農」がつかない「作物」は、たいていの人は「さくもつ」と読むと思うのですが。
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「農(のう)+作物(さくもつ)」ではなく、「農作(のうさく)+物(ぶつ)」が本来の形です。 「作物(さくぶつ)」という言葉も辞書にありますが、「作物(さくもつ)」とは意味が異なります。 ほとんどの辞書は、主見出しには「のうさくぶつ」の読みだけを立てています。これは時代によらないと思います。 「農作物」の他にも、「工作物」「創作物」「著作物」などが、この「○作+物(ぶつ)」の形です。 しかし、たんに「作物(さくもつ)」といえば農作物のことですし、「○○+作物(さくもつ)」式の農作物も多いので、「のうさくもつ」と読んでしまうのも無理からぬものがあります。 ちなみに、広辞苑には下の「○○+(さくもつ)」が載っています。最後の一つを除きすべて農作関係です。 「普通作物、園芸作物、工芸作物、特用作物、換金作物、商品作物、食用作物、繊維作物、染料作物、緑肥作物、救荒作物、備荒作物、夏作物、冬作物、中男作物」
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- mikan23
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質問者
お礼
お礼を書いたつもりでしたが表示されておりませんので再度お礼申し上げます。なるほどという感じで大変参考になりました。
お礼
遅くなりましたがご回答ありがとうございました。gooの辞書を引いてみたところ「さくぶつ」「さくもつ」それぞれの意味が載っていました。「工作物」「創作物」「著作物」の引用が大変わかりやすく、参考になりました。