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「ですます」 調と 「だである」 調
「ですます」調と「だである」調の違いが良く分かりません。 この点ご教授願います。 「みた、聞いた、~でない、聞かない」などはどちらに属すのでしょうか。 他にも「だった、であった、~した、であります、きれい、美しい」などはどうなのでしょうか? どちらでも使えるような気がするものもあるのですが…… 最近、舞城王太郎、綿谷りさなど読んでいると日本語が分からなくなりました。 気にせずに好きなようにかけ、などの回答はご遠慮ください。
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#2です。 >「聞くところによると……」 >というのはどちらかに分類できるものなのでしょうか? 「聞くところによると」がそもそも文語調ですよね。 「聞くところによると、ナウシカは青き衣をまとっていたそうである」 しっくりきます。「である調」ですね。 「聞くところによると、ナウシカは青き衣をまとっていたとのことでした」 使えなくはないかもしれませんが、少し変です。 「聞いたところによりますと、ナウシカは青き衣をまとっていたそうです」こちらの方が自然に感じます。どんどん長ったらしくなりますけどね。^^;
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- picha27
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ちなみに ですます調のことを「敬体」 である調のことを「常体」といいます。 (小学校で習います) もちろんどちらも使えます。 ただ、基本的に 敬体で書くならその文はすべて敬体で 常体で書くならその文はすべて常体で という決まりがあります。 もちろん、会話が混じっていたりすれば違いますが・・・ 効果、用法はおわかりだと思いますが 敬体 やさしい感じ、柔らかい感じ、丁寧、手紙 親しい などなど 常体 かたい感じ、公文書、箇条書きなどなど ようは、目的と場に応じて使い分ける必要があると言うことです。
- koma1000nin
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「ですます」…口語体の軽い断定。 「だである」…文語体の堅い断定。 論文などは"お堅い文章"で、「だである」を用いるのが普通です。 反して通常の口語では「ですます」を用いるのが普通です。 昔の人(とくに政治家)は自分をエラくみせるため、ことさらに「である」を用いていました。夏目漱石などは、「我輩は猫である」などと言っていましたね。 赤塚漫画では「であーる」などと表現していますが、あれはギャグの延長で、実際の口語では使われません。 江戸時代の武士階級は自己主張が強くて、「であろう」を用いていましたが、これが明治になって「である」に変化しました。商人や町民の場合は武士階級に対して、「でござります」を使っていたものが、頭と尻尾だけの「です」に簡略化されたとの説もあります。
お礼
聞くところによると、回答してくれたそうで、 ありがとうであろう。
- neckon
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使い分けは参考ページを見てください。 ただこの表もちょっと疑問があって、「しない」「ならない」と「せぬ」「ならぬ」は入れ違ってるんじゃないかなあって気もしますが…… いずれにしても小説などでは、「だ調」と「である調」は漱石鴎外の時代から普通に入り混じってますよね。
お礼
ありがとうございます
- luune21
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結論から言うと「ですます調」ではないものが「である調」です。^^; 「ですます調」はすぐにわかりますよね。いたるところに、「です」「ます」「でした」「ません」、と書いてありますからね。 一方、「です、ます」もないし、「である、であった」もでてこないものもありますね。 「彼女はそっと目を閉じた。」これは「閉じた(のであった)。」と省略された「である調」なんです。その文章を長く読み続けると、だいたいどこかに「である」が出てくることが多いです。この省略が「である」調が簡潔な文体だという理由になります。 一文ではなく数行もしくは全体が問題です。 ですので、「みた、聞いた、~でない、聞かない」が連続していれば「である調」です。 「~だ」「~であった」も「である」調です。「である」は「~だ」の変形で、「だ」は「で」の終止形。「であった」は「である」の過去形です。 「であります」は「ですます」調です。会話文中以外でこれを一旦使って、他が「である」であれば、それはおかしな文章だといえます。
お礼
ありがとうございます。 ふと思いついたのですが、 「聞くところによると……」 というのはどちらかに分類できるものなのでしょうか? どちらの文体でも使っているような気がします。 ですます・が含まれていないから「だ・である」調とだとおもいますが。
- sunasearch
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「ですます」調では、「です」「ます」という丁寧の敬語が入っている(敬体になっている)必要があります。ですから、「です」「ます」が入っていないものは、「だである」調になります。 その意味で、ご提示の例では「であります」以外はすべて「だである」調になります。
お礼
ありがとうございますである。
お礼
大変分かりやすい例でせつめいしていただき、ありがとうございます。