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小選挙区と比例区
選挙の2種類に分かれている理由と違いは何ですか?
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昔は、参議院選挙区が地方区と全国区とに分かれていました。国会議員というのは、国の仕事をする人、つまり日本全体のことを考えて、日本全体の利益となることをする人を選ぶのですが、選挙では地方の利益代表、中央から地方に利益誘導してくれる議員が当選し易かったのです。この弊害をなくするために全国規模で議員を選ぶというのが、全国区だったのですが、これはこれでまた別の害、全国的に名前を知られた人しか当選しづらいということと、『死票(落選した議員に投じられた票)』がなくならないという難点があったのです。 そこでこれを解消するために、1982年に公職選挙法を改正し、参議院選挙の場合83年から参議院選挙全国区が比例代表制によって行われることになり、94年からは衆議院でも小選挙区比例代表並立制が導入されました。 現在この制度を採用している国は、ドイツ、スウェーデンなど数多いです。
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- ranran123456789
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> 現在この制度を採用している国は、ドイツ、スウェーデンなど数多いです。 下の方は小選挙区比例代表並立制と小選挙区比例代表併用性を混同されていらっしゃるようです。 小選挙区比例代表並立制 議員の一部を小選挙区で選出し、残りの議員は比例代表選挙で選出する(日本、ロシアなど) 小選挙区比例代表併用制 まず議席配分を選挙で決定してから小選挙区で選ばれた人を優先的に当選させる(ドイツ)
- ipa222
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中選挙区からの以降だったので、すべて小選挙区にすると、少数政党が全滅してしまいます。 だから、比例代表制を併用しているのです。 そもそも選挙制度を変えた理由は、政権交代を促す目的でした。 それまでの中選挙区制は、自民の各派閥から1人ずつ、社会から1人、他から1人という感じでしたから、議席数が固定され、政権を目指す野党は皆無でした。
- thrush76
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小選挙区制: 各選挙区から一人ずつ選出する制度 比例代表制: 政党の得票数に応じて議席が割り振られる制度 制度が違うため、選挙区も違います。