上ボルト下ナットと言う意味だと思います。
逆に上ナット下ボルトにしておくと、駆動部など、振動で外れやすい部位の場合、
スプリングワッシャーの密着度(浮いている)
これが分かるので、点検口からの点検で発見出来ます。
もちろん、逆にこれでは外れたらボルトとナットが全部落ち、ギアに噛み付くではないか。
逆に被害が拡大する。
また、商品の取り付けボルトが、緩む事自体が不祥事なんだ。
こう言う異論を唱える方もいます。
実際、JIS規格に、「こうせよ。」とは記載してありません。
ボルトをひっくり返しても、
「絶対これなら大丈夫。見本である」
残念ながらこうはなりません。
外れます。必ず。^^;
JIS規格では、こう言う場合、穴付きナットを使用し、セイフティワイヤーでナット同士を互いに締結する。
外れ防止装置の付いたナットを使用する。
穴つきナットを使用し、割りピンをナットにいれて固定する。
(ボルトに穴がある。又は加工しなければならない)
こう言う、非現実的な施工になってしまいます。
この為、メーカー独自の対策や、ボルト使用方法、ボルト強度の変更などで次々問題を解決して行ったのです。
例えば、ハイテンションボルトを使用し、締め付けトルクを上げれば、外れる事がまずなくなります。
ボルト径を大きくして(M16キャップボルト以上)トルクレンチを使用して締め付けすれば、振動駆動部でもまず外れません。
この会社ではこう言う取り付け方。
これだと思います。