ネジの嵌合長さ
アルミダイカストやアルミの押し出しに、Sタイトで部品を固定することを考えております。
下穴径は、資料によるとネジの嵌合長さによって決まっていますが、嵌合長さを調べてもどこからどこまでの長さなのか具体的な資料がネットで探しきれません。
仮に下穴にネジが入っている長さだとすると、Sタイトは先端が細くなっており嵌合していないような気もしますし悶々としております。
嵌合長さについて詳しい方、お教え下さい。
皆様のアドバイスとそれから派生して分かった情報をもとに、
自分なりの答えは次のようになりました。
タッピンねじは、軸力(張力)や強度の規定はない。軸力からトルクも計算することができない。よって、トルクアナライザーでトルクを測定するしかない。
トルクアナライザーでタッピンネジのねじ込みトルクTDを測定し、
統計的手法により目標締付トルク:TS の算出する。
http://www.110.ne.jp/nejitech/vectrix_torque.html
改めて、「後(ご)の先(せん)、アフターユー」 さん、「旗盛 丈溜 」さん
アルミは、鉄と比べて嵌合長さ を1.5倍以上と深めにするアドバイスありがとうございました。
「岩魚内」さん、
タッピンねじの軸力、トルクに関するアドバイスありがとうございました。
(参考)
通常のボルト締結の場合,締結力は軸力をもって評価され
る。しかし,タッピンねじの場合,薄板締結のため,軸力計測が
ほとんど不可能である。
http://ir.c.chuo-u.ac.jp/repository/search/binary/p/5106/s/2494/
タッピンねじの軸力は普通のネジの考え方が適用できません。
タッピンねじは相手のバカ穴を塑性変形させながら締結されますが機械ねじはJIS2級の嵌めあいを前提にしていますので全く別物です。
http://www.nejijapan.com/njc/old_qa/thread/detail_view/00000000c18f