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日本の歴史全集どっちがいい?
小学生・中学生用に揃えるとしたら、漫画「日本の歴史」は小学館のものと集英社のものではどちらがオススメですか?まとめて一気に買いたいと思っているので、失敗したくないのです。そこで、アドバイスをいただけたらと思っています。 ・読みやすさ(漫画と説明のバランス) ・史実に忠実であること を重視したいと思っています。よろしくお願いします。
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なかなか皆さんの回答がないようなので、僭越ながら回答させて頂きます。 私のおすすめは断然小学館です! ただし小学館のほうは幼時から(家にあったので)何度も読んできたのに対し、集英社版は一度通して読んだだけなので、平等に比較したとはいえませんが、一応両方読んだ者として意見を述べます。 日本史のとらえ方は A「受験に必要な知識としての日本史」 B「おはなし、もしくは人間ドラマとしての日本史」 C「歴史学としての日本史」 の3種類があると思います。(例えば赤穂浪士の討ち入りなどは、Bとしては注目度が高いけれども、Aとしては全く重要でなく、ほとんどの教科書には登場しません) マンガや大河ドラマなどによって描かれるのに最も適したものはBだと思います。もちろん小学館版・集英社版どちらもBの考えに沿って書かれているのですが、小学館版は江戸時代の民衆の生活だとか、奈良時代の下級官吏の暮らしなど、C的な要素をも盛り込んでおり、私はこの点こそ小学館版の優れた点だと考えます。なぜなら、歴史を学ぶ本当の意義はCにあると思うからです。 民衆の生活をマンガに取り入れることは、ともすれば読みやすさ、おもしろさを失ってしまいがちですが、この小学館版は決してそんなことはなく、楽しく読めます。幕末までなら小学校中学年で十分、明治以降はちょっと難しい言葉(干渉とか軍備拡張とか)が増えてくるので高学年くらいで読めるようになると思います。
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- onihei-kenkaku
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歴史に興味を持ちたい!!と思うなら史実に忠実かどうかよりも物語性だとおもいます。 そこでオススメはhattorimさんの選択肢にはなかった学研の漫画「日本の歴史」です。 理由としてはやはり話が面白いからです。手元には2巻と3巻しかありませんが同じような分野の小学館の物と比較をすればこちらの方が歴史に興味をもてると思います。 史実かどうかと言うのは素人目にはわかりませんし古い本と今の本では内容が違うのでわかりません。ただ、学研のものには「ヤマトタケル」のような神話も多少出てきたと思います。これを史実と思うと大変な事ですので、それが嫌ならばやめたほうが良いと思います。 それと学研の「日本の歴史」の特徴は漫画家が違う事で、それなので同じ絵で飽きると言うこともありません。 次は小学館でこれはわかりやすいなと言う印象はありました。正統派ではないかと思います。 集英社版は私が読んだ頃と監修が違うのでわかりません。 これらについては自分で実際に読んでみるのが一番です。(図書館で借りるか、書店で実際に読む)子どもが面白いと思った本を買えばそれが一番いいのではと思います。 余談ですが中学の2~3年になったら石ノ森章太郎のマンガ日本の歴史を読むことをオススメします。作品自体が大変長いので(普通のサイズの方は55巻)図書館で借りる事をオススメします。 あとまんがの人物日本の歴史も面白いのでそちらの方もおすすめします。(これは小学館のがオススメ。江戸っ子、農民一揆、大名の生活、悪党の活躍、大王の時代、縄文人の生活など、普通の歴史教科書では見ることのできない幅広い視点からの歴史を勉強できます。私は江戸っ子がすごく良かったと思います。)
お礼
御礼が遅くなりましてすみません。 詳しく書いていただいてありがとうございます。 学研の漫画は頭にはなかったので、非常に参考になりました。 >余談ですが中学の2~3年になったら石ノ森章太郎のマンガ日本の歴史を読むことをオススメします。 これに関しても参考になりました。予算ができたら考えま~す! ありがとうございました。
お礼
御礼が遅くなりましてすみません。 詳しく書いていただいてありがとうございます。 両方読んだdollarさまの意見は非常に参考になり、結局小学館の全集を購入いたしました! ありがとうございました。