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oem emsの詳細
ご質問致します。OEM,EMSについて、詳しい取引の内容はどのようなものなのかお聞きしたくております。このサイトでOEM,EMSを検索したところ、「相手先の商品を自社商品として販売する」などと言った説明があり、大枠では理解できました。 そこで、より深く、実際のお金のやり取りはどのようになっているのか?OEM,EMS取引をする場合どのような条件が加わるのかなど、できるだけ詳しく教えて頂けばと存じます。ちなみに、あるジャンルの企画、販売で起業しようと考えているのですが(まだ計画段階です)、そのさいOEM,EMSではどうかという意見がありました。まったくの無知でしたので質問致します。宜しくお願い致します。
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こんにちは、 OEMに関しては、供給元(甲)は生産量向上(=工場稼働率向上)、供給先(乙)は設計開発費無しで、自社製品の販売ができるのですから、一見、便利なシステムのように見えますが、問題点(注意すべき点)も多々あります。 万一、対象製品に新聞沙汰になるような不具合があった場合、乙の企業イメージも甲以上に大打撃を受けます。 また、乙社の在庫が限界以上に増え「投売り」などの行為に走られると、甲の商品イメージも「安かろう、悪かろう」になってしまいます。ですから、通常の商取引以上にOEM契約は、互いに慎重の上にも慎重を重ねます。 契約に関しては、契約金が移動(甲→乙、乙→甲どっちも)することも、そうでない場合もあります。一般には、それ以前に何らかの協力(販売網の相互乗り入れ、とか共同開発とか)に関する協定を長年結んでいる会社であることが多いです。 供給量に関しては、「月1000台」という場合と「月産量の30%」という場合があります。 また、例えば、月1000台ならば、乙は1000台まで供給(買う)権利があるのか、1000台買わねばならない義務があるのかも、契約内容次第です。 甲乙ともに、自社の体力や能力をよく吟味してから契約しないと、一方が、場合によっては双方が「大損」をすることすらありますのでご注意ください。 尚、通常の商取引で甲から買って、甲の了解を得た上で付加価値をつけて乙が売る、という場合は、「これもOEMだ」と言う人と「そうではない」という人まちまちです。(小生の個人的意見は「昔はともかく今はOEMとはいえない」です) EMSに関しては、契約経験がないので、詳細は無知ですが、「新たに工場を建設するか、他社の余っている工場を買うか」という議論があった場合の後者の意味に近いと考えています。(OEMとは別モノと思います) しかし、現実はOEMが順調にすすみ、更に一歩進めて「OEM商品のの生産工場を乙が甲から買ってEMSを狙う」という事例が多いため、OEM/EMSの2つの言葉が、しばしばペアになってあらわれるのかな?と思ってます。 ご参考になれば幸いです。
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- Chuck_GOO
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企画、販売ということは、 OEM EMSを”受託”するほうではなく”委託”するほうですね。 いずれにせよ、そのキモとしては、kazufreeさんの起業する会社が、マーケティング力を有するか/営業力を有するか/しっかりしたチャネルを有するか というところにかかってくると思います。 またOEM, EMSいずれにしろ、商品の設計に基づきしっかり製造がなされているかを監督する能力が必要となってきます。 これは、単なる卸・小売を超えた能力です。 どちらかというと、OEM, EMSは、ブランド力のしっかりした企業が「委託」し、製造力はしっかりしているのだけどブランドの弱い企業が「受託」する傾向にあるように思われます。 まずはkazufreeさんの起業環境がこれと合致しているか否か、をチェックされるのが先決かと考える次第です。 そのうえで、合致されているようなら、No.1/2さんのおっしゃるような方法でより各論的なところを掴みつつ、実際の委託先候補を選定していく作業に入るべきと考えます。 以上、1つの考え方としてご参考になれば幸いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。起業するうえでの参考にさせて頂きます。
- jyamamoto
- ベストアンサー率39% (1723/4318)
インターネットのキーワード検索で「OEM」「EMS」を入力して検索してみるといろいろな情報が得られると思います。 一例のサイトを下に抽出して置きます。 ただ単に知識を得るだけであれば、このサイトの質問でも良いと思いますが、「起業」に際しての「事業企画」の幹となる部分の話のようですから、図書館か本屋さんで、OEMに関する書籍を探して一冊読みきり、オーソドックスな知識を取り入れたほうが良いように思いますが・・・。 参考まで・・・。
お礼
ご紹介いただいたサイトも大変参考になります。ありがとうございます。
お礼
経験談をお聞かせ頂き大変参考になりました。ありがとうございます。