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コンプライアンスの訳語について
コンプライアンスは<COMPLY>(従う)からきており、アメリカでは、コンプライアンスはエシックスコントロール(企業倫理のコントロール)と理解されています。 ところが、日本ではなぜか、「法令遵守」と訳されているようで、いささか違和感があります。「法令遵守」は、国民や企業として当然の義務であり、改めてコンプライアンスなどという外国語で言う以前の問題と思いますが、なぜこのような訳語が、定着したのでしょうか? その経緯や理由についてご教示ください。
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いろいろな訳し方があるみたいですけど、実際海外での使い方では「法令」よりも広い意味で使われているという話を聞きました。 学生のとき、先生はもう少し広い意味で捉えていたようですし。 法令というよりはむしろね~なんて話をされていたのを思い出しました。 なぜそのような言い方をするようになったかまでは聞いていませんが、定着化したのはメディアがそう書くからだと思いますけど、なぜ定着化したか?知りません。 しかし、メディアは、官庁が発表したものを担当者がそっくりそのまま載せてしまうという手抜きをする場合が多いと聞きます。そのような手抜きが多かったとすれば、官僚が言い出したということでしょうか?じゃあ何で?さあ・・・? 大体ルールを守れないってどういうことでしょうね。多くの会社で、宣約書を書かせるなんてところがあるようですが、子供じゃあるまいし。 でもどうやら、守るべきルールさえ知らない馬鹿な大人が多いようです。独禁法関係や下請法関係等何の必須知識も持たず平然と仕事をし、無知ゆえに違法行為を知らずにやってるなんて話がありますから。 根本はここにあると思います。
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- lafite
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導入前の何年かの間に、企業や所属従業員の法令”違反”が新聞紙面を騒がせました。これに頭を悩ませていたことが、最も近い理由でしょう。 無論、コンプライアンスの直訳が法令遵守だからという話もあります。 それから、アメリカのように株主のコントロールという要素が非常に強いところと日本との差が、倫理という経済とは異なる概念を強調する/しないの差にもなっていると思います。
お礼
遅くなりましたが、ご教示ありがとうございました。 ご指摘の通り、日本語に置き換える際に企業倫理の概念がきわめて希薄だったと言うことかもしれませんが、寂しい話ですね。
お礼
遅くなりましたが、ご親切なる回答ありがとうございました。 官庁の発表を鵜呑みにしたメディアの指摘がありましたが、その官庁も(金融庁)なぜ「法令遵守」なのか説明できていないのではないでしょうか? 一人一人の社員はもとより、日本全体が「企業倫理」の概念に遠かったせいかもしれませんね。