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日本のおける遺伝子特許問題
題名の通りなのですが、日本における遺伝子特許問題について具体的に教えてください。よろしくお願いします。
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遺伝子特許問題とは、何を意味するのか若干不明確です。質問をもう少し明確化して下さると、回答も変わってきます。 なお、遺伝子を同定しても、産業上の利用可能性(例えば、ある病気の診断に用いることができる)を満たさないと特許されません。 また、日本特許庁、米国特許商標庁及びヨーロッパ特許庁における、DNA断片の特許性については、下記のサイトに報告されています。 http://www.jpo.go.jp/torikumi/index.htm 遺伝子関係発明は、バイオテクノロジーに分類されていますが、バイオテクノロジーについての特許性の各国の比較は下記のサイトに報告されています。 http://www.jpo.go.jp/shiryou_e/toushin_e/kenkyukai_e/contents.htm
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- Carulon
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亀レスですが、まだご覧になっていれば参考まで。 (財)知的財産研究所という組織がバイオやライフサイエンス分野(遺伝子研究含む)の特許問題について調査研究した結果をまとめた報告書があります(下記URL)。 遺伝子関連の特許の問題も含まれています。 http://www.iip.or.jp/summary/pdf/detail03j/15_10.pdf 「リサーチツール」&「代替性」や、「アンチコモンズの悲劇」などのキーワードでググればいろいろヒットしますよ。上のリンクはその中の1つです。 大まかに言うと(私もあまり詳しくないのですが)、リサーチツールと呼ばれる研究開発に使用される道具(遺伝子配列含む)の発明に特許が与えられて特許権者により独占されてしまうと、特許権者以外の人達が当該特許発明を自由に実施することができなくなり、結果として技術の発展を阻害することになる、という問題のようです。 電気・機械など、バイオやライフサイエンス以外の分野の人達から見ると、特許ってそもそもそういうものなのでは?何が問題なの?と思われるようです。バイオやライフサイエンス分野の特殊性故に問題となっているようですが… 背景として、リサーチツールは米国企業が日本で大量に特許を保有しているらしく、日本企業がそれに対抗できずに困っている、という状況があるようです(聞いた話なので真偽のほどはわかりませんが)。
補足
質問が不明確で申し訳ございません。遺伝子に特許を与えることで起きる問題、もしくは起こっている問題について知りたいです。インターネットや本などで調べても遺伝子特許でリードするアメリカの話題ばかりで日本についてはあまり話題がない(調べ方が不足しているのかもしれませんが・・・)ので気になりました。