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溶解度曲線の作り方を教えて下さい
室温で有機結晶の溶解度を調べ溶解度曲線を作りたいのですがどのように実験するのが一番良いのでしょうか?溶けたか溶けてないかは目視で良いのでしょうか? よろしくお願い致します。
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手元にある実験書に、フェノールの水に対する溶解度曲線を作成する実験が載っています。 それによりますと、フェノールと水を何通りかの割合で混ぜた混合物を作成し、それが均一になる温度を目視で調べています。 また、硫酸ナトリウムの水に対する溶解度を調べる実験では、何通りかの温度で飽和溶液(底には硫酸ナトリウムが沈んだ状態)を作成し、それを一定量取り出して、蒸発乾固したのちの重さを量っています。 有機結晶ということであれば、蒸発乾固は難しいでしょうから、フェノールに準ずる方法が良かろうかと思います。 ただし、溶媒が揮発性で、量を一定に保つのが困難であれば、何通りかの温度で飽和溶液を作成した後、一部取り出し、その溶液の重さと、溶媒を揮発させた後の溶質の重さから計算する方がよいかも知れません。 いずれにせよ、基本的には目視と言うことになりますので、完全に飽和になっているかどうかを慎重に見極める必要があるでしょうし、場合によっては何回かの平均を調べる必要があるかも知れませんね。
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引用文献を探してネット上を見たら、添付の資料が!(爆笑) 結構皆さん悩んでいるようです。 学位を取って一生の仕事にされている方も: http://sendai.cool.ne.jp/kamokamokamo/gaiyou.html 非常に建設的なページ: http://www.cir.tohoku.ac.jp/sazaki-p/Web_pages/Protein_crystallion/04_Basic_strategies.html ただし、専門的すぎるかもしれませんね。 でもここに書いてあることを良く読んで下さい、また引用されているJ. Cryst. Growth という雑誌は「結晶成長法」だけの国際雑誌、いかに結晶の溶解・析出が大事な分野か分かります。^^ 多分役に立たないでしょうから、自身「無し」に変更しました。御免なさい。
お礼
お礼が遅くなって申し訳ありませんでした。 セミナーまであるなんてちょっとびっくりしました(笑) ありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなって申し訳ありませんでした。 とても参考になりました。ありがとうございました。