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溶解度積と溶解度の違いについて
CaCl2の溶解度積が4.0×10^(-11)であるのに対し, CaCl2の溶解度が何であるか?という問題が解けず,困っております。 溶解度積の公式は承知しておりますが, 溶解度積から同様の物質の溶解度を解く方法などあるのでしょうか? お力を貸して下さい。お願い致します。
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Ksp値から察すると多分「CaF2」でしょうか。 CaF2(固) ⇔ Ca^2+ + 2F^- ここで注意する点は「HFが弱酸だから、F^-が無視できない程度加水分解する」可能性がある事です。 しかし問題がその点に触れていないから無視できるとして求めると、 [Ca^2+][F^-]^2=s*(2s)^2=4s^3=Ksp=4*10^(-11) ∴ 溶解度:s=(Ksp/4)^(1/3)=2.2*10^(-4)M (計算してみると実際に無視できるようです)
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- htms42
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CaCl2は水によく溶ける物質です。 溶解度積の値が4.0×10^(-11)M^3であるというのは小さ過ぎます。 間違っていませんか。 この数字だと飽和溶液中のCaCl2の濃度は3.4×10^(-4)Mになってしまいます。 溶解度と溶解度積がつながっていないからこういうことになるのでしょうね。
お礼
ご指摘ありがとうございます。 私も単純にCaCl2の溶解度積の値を調べましたが,確か『3.9×10^(-9)』くらいだったと記憶しています。 問題の製作者(私の恩師)がしっかり計算してくるように,意図的に数値を変えたか,単に間違えただけだと思います。 最後に関してですが,私は 【溶解度積】=【CaClの溶解度】×平衡定数 =【Caイオン濃度】×【Clイオン濃度】^2 で,この問題は解けるものだと解釈しておりました。
- gohtraw
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塩化カルシウムが水に溶けるとカルシウムイオンと塩素イオンが1:2のモル比で生成しますね。その積が溶解度積になるところまで溶けるわけです。これを使うと例えば希塩酸中に塩化カルシウムを溶かす場合などでも溶解度が計算できます。
お礼
丁寧な回答,ありがとうございます。 自分で一度,アドバイス通り,計算してみることにします。
お礼
丁寧な回答,ありがとうございます。 親切な皆様のアドバイスのおかげで,疑問点を払拭できました。 そろそろ質問を締め切らせて頂きたいと思います。 ありがとうございました。