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新築と立て替えの比較
TV番組のビフォーアフターで大改造をしていますよね。素人の私が見ていると、あそこまで大改造するのなら、完全に壊してから立て直した方が早くかつ安く、しかもより丈夫に、できるのではないか、などと思うことがよくあります。 もちろんTV番組なのでいろいろな演出があることはわかっています。一般的な場合はどうなんでしょうか。どの程度なら立て直した方が良いと言う目安はあるのでしょうか。 それとも、技術的な面以外に、たとえば税金が安くなるとか、何か別のメリットがあるのでしょうか。
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再建築不可能な場合でしょう。 建築基準法上、所定の幅の道路につながっていないと新築できないことがあります。また、建蔽率の制限上、同じ大きさの建物が建たない場合があります。 借地の場合、地主が更新に同意しない時に、建物が消滅してしまうと契約が終了して立ち退かなくてはならなくなります。 こんなわけで、新築できないこともあるからでしょう。
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- ipa222
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骨組みだけ残して大改造するなら、改造が安くなるのは基礎と骨組みの費用だけです。 その代わり改修費用と、現場の非効率なためのコストを負担することになりますし、自由な設計もできませんのでどっちもどっちですね。 改修では骨組みと基礎の耐用年数はのびませんので、それを計算に入れると、ふつうはやりませんね。特別のものでなければ。 朝日系の番組はやらせで有名ですから、バラエティ番組と思って見ないと、大きな勘違いをすると思います。
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回答ありがとうございます。 まあ、あれと同じことが普通にできるとは誰も思っていないでしょうけど、ついうちもあのようにしたいな、などと一瞬思ってしまいますね。
- daizen
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- daizen
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最近同様な質問があり(No.1505434 質問:リフォームと建て替えの違い )、借地での改修だから「棟」を残さねば借地権が消失するので、あのような手段を取るのだろうと言う回答が多くありました。 http://www.oshiete1.goo.ne./jp/kotaeru.php3?=1505434
お礼
回答ありがとうございます。 法律の抜け穴、的な面もあるんですね。
- 1Q-kentikusi
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建築基準法は、大震災のあとで度々改正を行ってきましたから、戦前の建物などは、現在の建築基準法に適合しないのが当たり前です。 適合しなければ、法律違反になるのでは?と尋ねられそうですが、建築基準法は改正以前のものには遡及しませんから、古い建物でも建っていられるのです。 しかし、このような『既存不適確建築物』を完全に取り壊してから建築するならば、『新築』扱いになって現行法に準拠しなくてはいけません。ところが、骨組み等を残したまま建築すると『改築』として、基準法の適用が緩和されるのです。 このようなわけで、ビフォーアフターなどのTV番組は、骨組みを残した改造が多く見受けられるようです。ただ『古い建物の良さと、現代感覚の美的調和をめざす』ものもありますから、一概に法的規制とばかりは言い切れません。 さて、私が疑問に思うのは、TVの工事費用です。 どう考えても、異常に安すぎます。 本当の施工費用を出しては番組の興がさめると考えて、番組制作費の一部を建築工事費に充当しているのではと思っています。 TVに出演する建築士『タクミ』は、だいたいがデザイン系ですから、施工業者にとってやっかいな工事となります。赤字覚悟で『改築』を請け負うような、物好きな業者はいません。 新築建物の受注競争は苛酷です。設計図の通り行うことができますから、見積もりが狂うこともほとんどありませんし、高いと思われてはほかの会社に奪われてしまいます。 しかし改築工事は設計図面が少ないことや、実際に工事をしなければ分からないことが多く、シビアーな見積もりを出すことが難しいのです。建築会社の競争になることも少ないです。 そんなことで、同じものを造るならば、少なくとも、改築は新築より3~5割高くなると考えた方が良いでしょう。
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回答ありがとうございます。 TVの方では、いつも「予算ぎりぎりでクリア」ばかりなのでつまらないですよね。見ている方は特別料金だと言うことは承知で見ているわけですから、たまには「予算を30万円オーバーしてしまいましたが、施主さんは納得していました」なんてのがあった方が面白いんですけどね。
中にはそういった物件もあると思います。リフォームの弱点は、「ある程度の構造的制約がある」ということです。また、かえって利用しにくい、空間スペースになってしまう場合もあります。ここまでしなくても良いのにと思う場合もあります。 >一般的な場合はどうなんでしょうか。 目安はありません。人それぞれです。ただ、現在の場所に新築をする場合、色々な制約がでてきます。中には、新築できない場合もあります。それが受け入れられるかどうかもあります。 >たとえば税金が安くなるとか、、、 特別控除額が違ってきます。しかし、新築とリフォームでは、掛ける予算が違いますから、一概に新築が良いともいえません。 >建築業界の実情。 いま、住宅建築の業界で伸びているのは、建売業(不動産屋)です。一昔前とは違い、家、エクステリアともにおしゃれで、美人の奥様好みになっています。外壁、塀ともおそろいのタイルブロックだったりして。 それに伴い、最悪なのがハウスメーカー。設備投資をさんざんして、高い値段で住宅を提供してきた注文住宅。そんな現状の中、日本のメーカーも考えています。手っ取り早く自分たちの製品を世に出す(アピールする)方法を。そこでできた番組が「○○○ーアフター」です。新築+リフォームでの需要拡大のためです。TV番組のカラクリは、CMを見ると納得できます。 ※上手くまとまらなくてすみません。
お礼
回答ありがとうございます。 悪徳業者でなくても建築/リフォーム関連は厳しいようですね。少し前は本当に毎日のようにセールスが来ていました。最近は週一くらいですけど。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、スッキリしました。新築に出来ない場合があるわけですね。