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フランス語のアデューについて
こんにちは。 少年時代にきいた話で、フランス語の「アデュー(すいませんスペル不明)」は、もう会わないであろう人に言う「さよなら」だというのがありました。 普通の「さよなら」は別のいい方があるそうです。 もう会わない人に言う「さよなら」が用意されてる言語って、なんだか寂しいというか、冷たいというか……私は、言葉はそれを使う集団の心象を現しているという考えがあるので、本当だとしたら、フランスの人って、なんてかなしい部分を心に持っているんだろう。と思ってしまいます。 どなたか、「アデュー」の使われ方や、語感をご教示ください。 どうかよろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
私も同じ疑問をもって調べたことがありました。 adieu=a Dieu「神 (の御許)へ」が語源のようです。 リンク先を読んでいただければ、詳細がわかると思いますよ。
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#6のbossambaです。 邦題思い出しました。そのままの「友よさらば」でした。
お礼
ありがとうございます! 映画自体もよさそうですね。テレビを買ったらビデオやDVDなど探してみます。
フランス映画でドロンとブロンゾンが競演している「ADIUE L'AMI」という邦題は忘れましたが、作品がありました。ブロンゾンがドロンの身代わりで逮捕されるのですが、ラストでブロンゾンがドロンにこのせりふを言うのです。確かに2度と会わないだろうというニュアンスがあります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 かっこいいだろうなあ。ぜひ聞いてみたいadiueです。 そういうシュチュエーションでこそ使う言葉なんですね。 参考になりました。
- pipechans
- ベストアンサー率30% (4/13)
古典漫画「ベルサイユのばら」で「アデュー」と言っている場面がありました。 確かに永遠の別れ、の際のせりふだったと思います。 でもフランス人の友人が学校とかで毎日会うのに、冗談で「アデュー」と言ったりする。とも言っていました。 ちょっと古臭いいいまわしなのかもしれませんね。 しんごちゃんの「あばよ!」みたいな…
お礼
ご回答ありがとうございます。 ベルばらは知ってるけど、 しんごちゃんってだれですか? あなたのともだち? 〉ちょっと古臭いいいまわしなのかもしれませんね。 大仰な感じ、と回答してくれた方もおられましたっけ。 日常的な言葉ではなさそうですね。 でも、adieuっていった相手に、 次の日会ったりしたらどうするんでしょうね。
- medaka_17
- ベストアンサー率16% (2/12)
さようなら、軽い感じでは 「Au revoir」。 オー ルヴォワ―ル 「re」が鼻に抜ける感じですので オー ヴォワールと聞こえるかも…。 アデューは質問者さんや他の方が回答されているように もう会わない場合のさよならみたいです。 私は NO.1の方の回答のように「神の御許へ」という意味で 「永遠にさようなら」 つまり亡くなった方へのさようなら、 みたいな意味を習いました
お礼
ご回答ありがとうございます。 亡くなった方へのさよなら、ですか。 フランス流一期一会なのかな。 考えてみれば、すべてのさよならは adieuになる可能性を持ってるんですよね。 『厄除け詩集』の「サヨナラダケガ人生ダ」、を 仏訳するなら、サヨナラのところはadieuでしょうね。
- masuoyo
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こんにちは 以前習っていたフランス語の先生がフランスに帰ってしまうことになり、もう会える事もないので ”Adieu”って言ったら 映画みたいで大げさだっていわれました。これは私の想像ですが愛の国フランスですから もう会うことのできない恋人同士の別れのシーンなどに使うのではないでしょうか 確かにフランスのミュージック 映画など悲しい内容のものが多く ハッピーエンドで終わる映画も少ない フランス人にとって人生は辛く寂しいもの ってどこかできいたことがあります でも実際のフランス人はとっても明るくてユーモアがあって日本人よりずっとあたたかい人種だと思いますけど。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 なるほど、なら普段そう使わない言葉なんですね。 私の語感だと「お元気で」がadieuに近い感じなんですね。 シャンソンが好きなんですが、確かに楽しい歌でも、なんか刹那的な感じがします。哀しい方は、もうかなしいを通り越して絶望的な“Sombre Dimanche”(暗い日曜日)がありますしね。 〉フランス人にとって人生は辛く寂しいものってどこかできいたことがあります。 きっと、フランスの人って、人生を楽しもうという欲が強い、それでなければ食べ物やお酒を、あんな高みに持っていけるはずはない、けれど、どんな高みに持っていっても、自分が欲したものはまだまだ高いところにある。愛情だって、ある意味、決して満たされない欲望ですよね。だから、享楽の向こうに絶望とか寂寞をみてしまうんじゃないか。 ご高見伺って、そんな風に感じました。 あたたかい人たちですか。パリのちょっと郊外あたりに、1年くらい住んでみたいですね。やっぱ旅行じゃね。
- nwawings
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フランス人の友達に聞いたのですが、 adieuは、仰るとおり二度と会わない場合に使うようです。 フランス人のセルジュ・ゲンズブール作の曲で、 Comment tu dis adieuという曲があります。 確か、恋人達が別れる曲で、 英語で言うと、how you say good-byeなんですが、 二度と会わない方のgood-byeですね。 今、辞書で調べたら、adieuには英語で言うfarewellの意味もあるみたいです。 元気でね!みたいな感じでしょうか。 普通に友達と別れる「バイバイ」と言った感じのフランス語は、 salut(サリュー)、A bientot(アビアント)があります。 それぞれ、バイバイ、またね(see you soon)の意味です。 ご参考いただけますと幸いです。
お礼
早速のご回答、ありがとうございます。 やっぱり永遠の別れですか。 でも普通の「さよなら」もいろいろあるんですね。 「サリューなら」なんて……(わぁ、すいませんっ!!)。 いえね、No.1の方の回答だとキリスト教の神概念が根底にあるようなので、「最後の審判まではあえませんね」って感じかな、って思ってみたんですよ。 日本じゃ、輪廻転生、縁起は尽きない、ですからね。 英語では、挙げておられるfarewellとかso longが2度と会わない場合の挨拶みたいですけど、「Sound of Music」の、あの一家の兄妹たちが次々舞台から去ってゆくシーンで、最後に末の女の子が「so long,ferewell~」と歌いながら眠そうに去ってゆきますよね。 あんまり硬く考えすぎなのかな……。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 なるほど「神」という概念があっての言葉なのですね。 でもイメージするのは難しいですね。神のもとへ行くのだから、祝福すべき永遠の別れってことですかね……。 うーん。異文化ってのは無理に理解しようとするとたいてい誤解にしかならないから、そのままそういうものとして受けとめないといけないとは、一応思ってはいるのですが……。