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小学校の五年生の国語の教科書の理解できないところ(さよならをした)
日本語を勉強している外国人です。小学校の五年生の国語の教科書を読んでいます。分からないところがありますので、質問します。 「今度は、まりちゃんが球根をポケットの中でにぎりしめたまま、まりちゃんは空いている左手で、わたしは右手をふって、さよならをした。」 最後の「さよならをした」の主語はまりちゃんなのか、それとも「わたし」なのか、よく分かりません。文脈によってお互いにさよならをしあったような感じがしますが。 日本語を何年間も勉強していますが、まだ文章がうまく書けません。今度の質問文についてお聞きしたいところが二箇所あります。 1.「小学校の五年生の国語の教科書を読んでいます。」 「の」が多すぎるので、きれいな文章ではないと思います。何か解決方法もあるのでしょうか。 2.「今度の質問文についてお聞きしたいところが二箇所あります。」 ここの「今度」は自然なのでしょうか。書き言葉にしたいので、「今回」に変える必要もあるのでしょうか。 ほかに質問文の中で不自然な表現があれば、それも併せて指摘していただければ助かります。質問が多すぎて、申し訳ありません。よろしくお願いします。
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こんにちは。 先ほどもう一つの質問にお答えいたしました。(すうすう・・・のほうです) 「今度は,まりちゃんが~~~」 の文章では, さよならをしたのは2人ともです。 まりちゃんは左手を振ってさよならをした, わたしは右手を振ってさよならをした。 この2つをあわせてあるんですね。 例えば 「彼はぶつぶつ言いながら,わたしは黙って黙々と問題を解いた」 この表現も同じです。彼とわたしは「問題を解く」という動作は同じですが その様子が違うわけですね。 それから1は 「小学五年生の国語の教科書を読んでいます」が良いとおもいます。 2. これはどういう場合に使うかによりますが, 「今度」は使いません。今度は,結構友達の外国人も使いますが 基本的には未来のことをさすとイメージした方がいいかもしれません。 それ以外ではあまり使わないような気がします。 「今回の質問文についてお聞きしたいところが二箇所あります」 これで間違いではありませんが,もしかしたら,どういう場合で使うかによって もっと適切な表現があるかもしれません。
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- kanpyou
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#6です。 文の構造なのですが、二人の対比を強調したいのであれば、#6のような構造ですが、行為主体で分けると、 ・まりちゃんが球根をポケットの中でにぎりしめたまま、まりちゃんは空いている左手で、┐ ├さよならをした。 ・わたしは右手をふって、 ┘ の、2文から構成されたものともいえます。 「まりちゃんが球根をポケットの中でにぎりしめたまま」という表現は、主人公の視覚の描写でもあり、まりちゃんの状態(行動)でもあるのです。 ・まりちゃんが球根をポケットの中でにぎりしめたまま、まりちゃんは空いている左手で、┐ ├さよならをした。 ・(まりちゃんを見ている)わたしは右手をふって、 ┘
お礼
たびたびありがとうございます。すっきりしました。
- kanpyou
- ベストアンサー率25% (662/2590)
#6です。 「今度」について 「今度:こんど」という言葉は、あまりレベルの高い言葉ではないように思えます。「此の度:このたび」という言葉があり、こちらの方は、格調の高い文章にも見られます。 「今度」は、今を含めた時間的な範囲を表現する言葉で、時間的な感覚を表現します。 ・前回を意識させ、今回を表現する「今度」 ・今現在から、ある一定経過時間までの「今度」 ・純粋な今回という意味 が思い浮かびますが、1つ目と、2つ目の意味で捉えた時、違和感を感じます。 1つ目は、前回を意識させているにもかかわらず、前回との関連性が明らかでないため、不整合さを感じます。 2つ目は、「今度の質問文(この文)」と、文の存在を示しますが、読み手には、その内容を瞬時に把握できないため、質問文に到達するまでの、時間的な隔たりがあり、『心理的な不満』を感じます。 今度とは、時間的な「今」を表しています。 ちなみに、本論に入るまでの、本論を推察できるような、導入的なクッション(緩和)表現を、「前置き:まえおき」といいます。だから、「今」だと感じないのです。 最後に、 「今度」を「今回」とすることで、適切なのではないでしょうか? 「今回、質問文についてお聞きしたいところが~」 前述にもありますが、「この度、質問文についてお聞きしたいところが~」とすると、改まった感じがして、なおかつ、格調を感じられます。
お礼
今朝早くにもかかわらず、ご丁寧に返事してくださって、ありがとうございます。いろいろと大変いい勉強になりました。
- kanpyou
- ベストアンサー率25% (662/2590)
主語については、皆さんの仰るとおり、 ┌まりちゃんは~ ┐ 今度は、まりちゃんが球根をポケットの中でにぎりしめたまま、┤ ├さよならをした。 └わたしは~ ┘ と言う形です。 文法でいえば、重文と複文の複合体です。 1.「小学校の五年生の国語の教科書を読んでいます。」 :小学校五年生、国語の教科書を読んでいます。 目安ですが、―*説明しなければならないことがありますが、手短に言うと*― 主体となるもの(:教科書)と、説明文(:小学校五年生、国語)とのあいだに、「の」を使う。 2.「今度」 「次の」や、「以下の」のほうが、『ことばの通り』(理解されやすさ)が良いと思います。 「今度」という言葉を使うと、今現在起こっていることの説明のように思われるが、実際は例文や、想定(仮想の)文なので、違和感があります。
お礼
いつもお世話になっております。 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。文の構造がすっきりしました。大変助かりました。 本当にありがとうございました。
補足
>実際は例文や、想定(仮想の)文なので、違和感があります。 申し訳ありませんが、理解できない文章があります。「実際は例文や、想定(仮想の)文なので」という理由の意味がよく分かりません。「実際は例文や、想定(仮想の)文なので」をほかの表現でもう一度お願いできますでしょうか。単語の意味(「実際」、「例文」、「想定文」、「仮想」)は全部分かりますが、ただ何に対しておっしゃったのか良く分かりません。私の書いた「今度の質問文についてお聞きしたいところが二箇所あります。」は「例文や、想定文」なのでしょうか。もう一度教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
- tyuuta
- ベストアンサー率35% (164/458)
「さよならをした」の主語は、まりちゃんと私の二人になります。文脈及び文法上もそう解釈されると思います。 「今度は、まりちゃんが球根をポケットの中でにぎりしめたまま、まりちゃんは空いている左手で、わたしは右手をふって、さよならをした。」 この中でまりちゃんはまず球根をにぎりしめるという文が 主語+述語になっています。そして「にぎりしめたまま、」となっていることから接続助詞「まま」(~しながら)で次の文をつなげています。そのあとさらに「まりちゃんは空いている左手で、」となっていますね。ここでは まりちゃんは左手を使って何かの動作をしようとしているとは読み取れますが、肝心の述語が書いてませんのでここまででわかるのはまりちゃんが右手で球根をにぎりしめながら左手を使って何かの動作をするということだけです。 で次には「わたしは右手をふって、」と述語ではなく第二の主語が来ました。と言うことはこの時点でまりちゃんも 私も同じ動作をしたんだなと、つまり2つの主語を並べているわけです。最後に「さよならをした。」とありますのでお互いに同じ動作をしたんだと確認できると言うわけです。 1.「小学校の五年生の国語の教科書を読んでいます。」 小学校五年生でもいいですし、小学五年生でもいいです。 そうするときれいになりますね。 2.「今度の質問文についてお聞きしたいところが二箇所あります。」 この場合自然な日本語にするなら「下記の質問文」が良いと思います。下記とは「下に書いてある」と言う意味で、 文章を読んでもらう場合にはよく使います。今回は下に 質問事項があるので「下記」ですが場所によって「上記、 左記、」など使います。
お礼
ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。とても理解しやすいと思います。質問文のご指摘からも大変いい勉強になりました。 本当にありがとうございました。
- weiemes15
- ベストアンサー率28% (232/828)
> 「さよならをした」の主語はまりちゃんなのか、それとも「わたし」なのか、よく分かりません。文脈によってお互いにさよならをしあったような感じがしますが あなたの感じた通りだと思います まりちゃんは空いている左手でさよならをし、「わたし」は右手をふってさよならをしたのでしょう > 「の」が多すぎるので、きれいな文章ではないと思います。何か解決方法もあるのでしょうか これは仕方が無いと思います 敢えて変えるとすれば、『小学校の五年生』を一語にまとめて『小学五年生』や『小学五年』にするくらいでしょうか とはいえ、『小学校の五年生』でも、決しておかしな文章ではないと思います > 「今度の質問文についてお聞きしたいところが二箇所あります。」 『今度の質問文』と言った場合、問題の質問文がこの部分より前になければなりません ところが、この部分より前にある質問に近い(回答を求める)表現は『最後の「さよならをした」の主語はまりちゃんなのか、それとも「わたし」なのか、よく分かりません』しかありません 『お聞きしたい』『二箇所』が指しているのはこの『最後の~分かりません』の一部ではありませんから、これは少々おかしなことになります ここの部分は、『今度の質問文』よりは『今回引用した文』とでもしたほうが適当ではないかとわたしは思います 『今度』より『今回』の方が適当か、というお尋ねについては、その通りだと思いますが、『書き言葉にしたいので、「今回」に変える必要もあるのでしょうか』よりは『書き言葉らしくしたいのですが、「今回」に変える必要はあるでしょうか』とでもした方が自然だと思います
お礼
ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。質問文の添削からも大変いい勉強になりました。 本当にありがとうございました。
- onara931
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「さよならをした」のは、バイバイと手を振ったという意味でしょうから、「まりちゃん」と「わたし」の二人が主語だと思います。 「の」の連続については、難しい問題ですね。 ご質問例を描き直すとしても、 「小学校五年生用国語教科書」とするか、「小学校五年生用の国語教科書」でしょうか。 「の」が多いのもスマートではありませんが、上記例のように、漢字ばかりが続くのも見苦しいですね。 わたしも今、ここで「上記例」としましたが、初めは「上記の例のように」と「の」が続きました。 2についてですが、「今度の質問文」でも不自然なことはないと思います。
お礼
ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。質問文のご指摘にも感謝します。大変いい勉強になりました。 本当にありがとうございました。
- butterfly33
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専門家ではありませんが、お手伝いさせていただきます。 はじめに、とても丁寧な日本語だと思いますよ。 自信を持っていただいていいと思います。 さて、最初の質問ですが、 「さよならをした」の主語は「まりちゃん」と「わたし」と言うことでいいと思います。 「まりちゃんは左手でさよならをした」 「私は右手をふってさよならをした」の二つが一緒になったものです。 次に、1.についてですが、 小学校の5年生→小学5年生と言い換えられます。 「の」は2つくらいまでであれば許容範囲です。 2.については、 「今回の」としたほうが自然だと思います。 「今度」と「今回」の違いについては辞書を見ていただければいいと思いますが、 「今度」はどちらかと言えば先のことを言うときに用いるのに対して、 「今回」はまさに今のことを言う場合などに用いるようです。 最後に「何か解決方法もあるのでしょうか」 よりは、「何か解決方法「は」ありますか」 と言うほうがいいかもしれません。 頑張ってくださいね。
お礼
ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。「さよならをした」の主語は「まりちゃん」と「わたし」ですね。大変いい勉強になりました。添削にも感謝します。 応援してくださって、本当にありがとうございました。がんばります!
お礼
いつもお世話になっております。 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。理解しやすい例文を作ってくださって、大変いい参考になりました。質問文のご指摘にも感謝します。 本当にありがとうございました。