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小学三年生の国語教科書の分からないところ

 小学三年生の国語教科書を読んでいます。分からないところについて質問します。   1.『「文の終わりは、「です」「ました」か、「だ」「だった」にそろっていますか。』    これは文章の書き方を教えている文です。なぜ「そろえる」の前に「が」ではなく、「に」なのでしょうか。 2.「新しい体育館で開会式が行われた。」    ここの「開会式」は新しく出来た体育館の使用を始めるためのお祝いの式でしょうか。それとも運動会のを始める時に行う式なのでしょうか。漢字の読み方の練習の中で出た言葉なので、前後文はありません。手がかりが少なくて、ごめんなさい。  また、「開会式」は「開幕式」より常用的な表現なのでしょうか。「オリンピックの【 】」の【 】の中で、普通「開会式」それとも「開幕式」を使うのでしょうか。反対語として、「閉会式」と「閉幕式」もあるのでしょうか。  日本語を何年間も勉強していますが、まだまだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。以上宜しくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.8

いろいろな考え方が出ていますね。言葉は難しいです。 1 「AがBにそろう」という構文についての質問ですが、Bが基準でいわば観念上の存在、Aは基準に照らして判断される個々の実在です。 質問の例では、子供の作文の文末(A)が基準である「です」「ました」(敬体)か、「だ」「だった」(常体)のどちらかにそろっている(B)かどうかを問題にしているわけです。 ちなみに、二つのさいころ(ダイス)を振るとき、両方1の目が出るような場合は、別の構文となり、  「1の目がそろう」 となります。この場合両者は前の構文のAに相当し、基準となるBは存在しません。 質問文中の「そろえる」なら、  「AがBにそろうようにする」=「AをBにそろえる」 ですね。蛇足でした。 2-a あるイベントの開会式を新しく完成した体育館で行ったということです。体育館の使用を始める意味の式は、状況によっていろいろありそうですが、私にはよくわかりません。他の回答にあった「竣工式」(工事の完成を祝う)もそのひとつです。 その体育館を初めて利用するイベントを開催する場合、当のイベントを「こけらおとし」と呼ぶことがあります。本来は劇場の場合に用いる言葉の転用です(参考URL)。 2-b 「開幕式」はあまり耳にしません。「(オリンピックが)開幕する」という使い方がほとんどだと思います。goo の Web 検索では、   「開会式」:75,700 件   「開幕式」:39,400 件 と、後者もかなり多かったのですが、よく見るとほとんどは中国・韓国関係の内容のようです。日本では少ないと思われます。

参考URL:
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%B3%A4%B1%A4%E9%A4%AA%A4%C8%A4%B7&kind=jn&mode=0&jn.x=24&jn.y=13
awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございました。2は良く分かりました。「こけらおとし」という表現も大変いい勉強になりました。「開幕式」という言葉は日本ではあまり使いませんね。中国では、よく使います。とても面白いと思います。

awayuki_ch
質問者

補足

>「AがBにそろう」という構文についての質問ですが  「AがBにそろう」は「AかBにそろう」のタイピングミスなのでしょうか。『「文の終わりは、「です」「ました」か、「だ」「だった」にそろっていますか。』の中で、「が」は見つけませんでしたので。 >Bが基準でいわば観念上の存在、Aは基準に照らして判断される個々の実在です。  申し訳ありませんが、この文の意味が良く分かりません。この文に近い意味の日本語をお願いできますでしょうか。

その他の回答 (17)

回答No.18

#8 です。 わかりにくい表現になってしまいすみませんでした。 1 「が」はタイプミス? ……ではありません。   「A(が)Bにそろう」は、基本文型の辞書的な表現で、実際の文ではこれがさまざまな形を取ります。たとえば、  「A(は)Bにそろっていますか?」 具体的には  「文末(が)常体または敬体にそろう」  「文末(は)常体または敬体にそろっていますか?」 >>Bが基準でいわば観念上の存在、Aは基準に照らして判断される個々の実在です。 > 申し訳ありませんが、この文の意味が良く分かりません。この文に近い意味の日本語をお願いできますでしょうか。 少し意味が変わりますが、例文で説明します。 ○出場選手が全員スタート地点にそろう  (出場選手は全員スタート地点にそろっていますか?) ○動作がすべて合図にそろう  (動作はすべて合図にそろっていた。) 「AがBにそろう」……Aは事物、Bは基準です。

awayuki_ch
質問者

お礼

 再びありがとうございました。昨夜は私の理解不能でした。otasuke009さん、謝らないでください。私こそしつこい質問で、申し訳ありませんでした。Aは事物、Bは基準ですね。よく理解できました。すっきりしました。  心より厚くお礼を申し上げます。

  • marumets
  • ベストアンサー率42% (199/463)
回答No.17

1.について 全く違う文章なのですが、 荷物は、前「か」横「に」置きましたか。 という文と比べてはどうでしょう。 この場合、荷物は、前か横「が」置きましたか。とすると意味が通じません。 あと、この場合の「そろえる」というのは、少し意訳すれば、「統一する」というような意味だと思います。

awayuki_ch
質問者

お礼

 ご親切に教えていただきありがとうございました。大変いい勉強になりました。「統一する」という意味が理解しやすいと思います。  本当にありがとうございました。

  • kanpyou
  • ベストアンサー率25% (662/2590)
回答No.16

#10である。 インターネット上の『国語辞典』で「揃う:そろう」を調べると、 (1)二つ以上のものの形・程度などが同じである。等しい状態である。 「背丈が―・う」「つぶが―・う」「―・ったユニフォームを着る」 (2)二つ以上のものが一致する。 「調子が―・う」「足並みが―・う」 (3)必要なものが全部ととのう。 「材料がまだ―・わない」「顔ぶれが―・う」「全員―・った」「条件が―・う」 (4)一つにまとまる。 とあり、このうち、(4)の意味だ。 >「が」は使えないのか? 私が、「文末語尾」を習った時は、「です・ます調」か「だ・である調」のどちらかの形で書きなさい。と教わった。 最近では、過去形での、「ました」・「だった」と書くように指導しているようだ。これは、まだ、思考力などが幼いため、自らが体験した過去の出来事を記すことが多いためである。 一般的に、「です・ます調」は、感想文や、一般的な文章の文末語尾に用い、「だ・である」は、自分の硬い決意、実験結果や、状況を断定する文に用いる。

awayuki_ch
質問者

お礼

 いろいろ工夫をこらしてくださって心より感謝いたします。

  • kanpyou
  • ベストアンサー率25% (662/2590)
回答No.15

#10です。 インターネット上の『国語辞典』で「揃う:そろう」を調べると、 (1)二つ以上のものの形・程度などが同じになる。等しい状態になる。 「背丈が―・う」「つぶが―・う」「―・ったユニフォームを着る」 (2)二つ以上のものが一致する。 「調子が―・う」「足並みが―・う」 (3)必要なものが全部ととのう。 「材料がまだ―・わない」「顔ぶれが―・う」「全員―・った」「条件が―・う」 (4)一つにまとまる。 とあり、このうち、(4)の意味での「揃う」です。 >「が」は使えないのか? 私が、「文末語尾」を習った時は、「です・ます調」か「だ・である調」のどちらかの形で書きなさい。と教わりました。 最近では、過去形での、「ました」・「だった」と書くように指導しているようですね。これは、まだ、思考力などが幼いため、自らが体験した過去の出来事を記すことが多いためであると思います。 一般的に、「です・ます調」は、感想文や、一般的な文章の文末語尾に用い、「だ・である」は、実験結果や、自分の硬い決意、状況を断定する文に用います。

参考URL:
http://jiten.www.infoseek.co.jp/Jiten?sv=DC&pg=jiten_top.html
awayuki_ch
質問者

お礼

 再びありがとうございました。しつこい質問で、申し訳ありませんでした。よく理解できました。  心より厚くお礼を申し上げます。

  • sunasearch
  • ベストアンサー率35% (632/1788)
回答No.14

#12です。 言葉が適切でなかったようですので、回答文中の「自動詞として」「他動詞として」という表現は削除して下さい。 #「~を」をとる動詞を他動詞とする、というのは便宜的上の定義で、厳密な定義はないそうです。

参考URL:
http://nihongo-online.jp/tree21/treebbs.cgi?kako=1&log=2188
awayuki_ch
質問者

お礼

 度々ありがとうございました。  よく分かりました。

  • kimosabe
  • ベストアンサー率59% (137/230)
回答No.13

再びkimosabeです。 「そろう」は自動詞で、他動詞としての用法はありません。   ~をそろう。(「~を」は、動作の作用を直接受ける、動作の対象) とは言いませんから。「そろう」に対応する他動詞は「そろえる」です。こんなことはちょっと辞書を確認すれば間違うはずがないことです。慎重さを欠く安易な回答のために混乱なさらないようご注意ください。 なお、先に回答で、「そろう」の意味を、   二つ以上の物事の形状・程度・性質・動作などが同じになる、という意味 と申しましたが、これは「そろう」のもつ意味の一つとご理解ください。

awayuki_ch
質問者

お礼

 再びありがとうございました。  これからも宜しくお願い致します。m(__)m

  • sunasearch
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回答No.12

#9です。 目的格の助詞の「を」「に」とは目的語の前にくる助詞のことです。 英語の文型で言えば、SVOやSVOOのOが目的語になります。 SVO: 私は、そろえる。文末を、 私は、そろえる。これに、 私は、あげる。彼に、 SVOO: 私は、そろえる。文末を、「です」「ました」に、 私は、そろえる。文末を、これに、 私は、あげる。チョコレートを、彼に、 そして英語の場合には、目的語を必要としない自動詞と、目的語を必要とする他動詞があったかと思います。 #11さんの回答のAの用例は、目的語を必要としない自動詞として「そろう」を使っていて、 Bの用例は、目的語を必要とする他動詞として「そろう」を使っています。 「そろう」を他動詞として使い、目的語として「です」「ました」を挙げているため、「に」を使っているのです。

awayuki_ch
質問者

お礼

 再びありがとうございました。  目的格の助詞の「を」「に」とは目的語の前にくる助詞のことですね。無知な質問で、申し訳ありませんでした。よく理解できました。  本当にありがとうございました。

  • kimosabe
  • ベストアンサー率59% (137/230)
回答No.11

1についてお答えします。 「そろう」という動詞には、   二つ以上の物事の形状・程度・性質・動作などが同じになる、という意味があって、以下のA、B二つの文型があります。 A [人・物]{は}[形・色・数量・活動・事]{が/は}そろう。 例1) 最前列の人たちは背の高さがそろっていた。 例2) 5枚のお皿は色がそろっている。 例3) 支援活動は、これで各国の足並みがそろった。 B[物・数量・活動・事]{が/は}[基準]{に}そろう。 例1) 全員の声が[伴奏のピアノ]にそろう。 例2) 帽子の色が[赤]にそろっている。 例3) 全員の動きが[先頭の人]にそろう。 ご質問の例は、Bの文型で、   文の終わりは、[「です」「ました」か、「だ」「だった」]にそろっていますか。 のように[「です」「ました」か、「だ」「だった」]の部分は[基準]にあたる部分とお考えになればよいと思います。くどい言い方をすれば、ご質問の例は、   文の終わりは[「です・ました」か、「だ・だった」か、どちらか一方]にそろっていますか。 ということです。 ついでですが、参考URLの私の回答(No5)もお読みいただけないでしょうか。ご感想などお聞かせいただければ幸いです。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1212100
awayuki_ch
質問者

お礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございました。拝見してから、「なるほど」という感じです。やっと分かりました。「そろう」には、二通りの文型がありますね。手元にはとても厚い辞書も引きましたが、「に」という使い方を見つけませんでした。    お勧めの回答文も拝読いたしました。ありがとうございました。厳密な研究態度で感心いたします。  kimosabeさんのおっしゃった国語教育と、外国人のための日本語教育の用語の区別は教科書によって違うかもしれません。日本語専攻の教科書なら、五段活用、上一段活用、下一段活用、サ変動詞、カ変動詞、形容詞、形容動詞とはっきり明記してあります。「下一段動詞の未然形に助動詞「られる」がついて……」も理解できると思います。第一種/第一グループの動詞、第2種/第2グループの動詞、第3種/第3グループの動詞などと呼ぶ本も見たことがあります。私の場合は、最初に日本語の先生に「この本のこんな呼び方はよくない。」と教わりました。   大学で四年間日本語を学びましたが、やはり分からないところがいっぱいあると痛感しています。日本語を勉強すればするほど難しく感じます。私はネイティブが見て聞いて、不自然でない日本語をしっかり勉強したいと思います。外国人にとってはたぶん無理ですが、やはりこれを目指して頑張りたいと思います。手元に辞書がたくさんありますが、新しい単語を勉強してきた時に、この言い方は硬いか、よく使うか、ネイティブの方はどのように使うか、この面での情報もほしいです。でも、厚い辞書を見てもそういった情報はほとんど有りませんね。いろいろなネイティブの方の意見を伺って、この面の知識も身に付けると思います。このサイトを気軽に利用したいと思います。ご親切にありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。m(_ _)m

  • kanpyou
  • ベストアンサー率25% (662/2590)
回答No.10

「~か~」という時、選択的にどれかを表す時、目的物を定めなければなりません。そのとき、AかB、どちらか「に」決める.の『に』です。 「が」でも表現できますが、ここで「が」は、主格(主語)を表します。 『「です」「ました」か、「だ」「だった」に文末がそろっていますか。』 2.ですが、情報が少なすぎて、その開会式が何を行うものかはわかりません。 (学内行事である)運動会のそれを体育館で行うというのは不自然で、通常、運動場などの屋外で行います。 体育館の落成を記念する会ならば、「落成式」、「開館式」という可能性はあります。 学外(地区自治会、県、国などの主催)で行われるスポーツ大会などであれば、体育館での催しとなるでしょう。 >「開会式」は「開幕式」より常用的な表現なのでしょうか。 その通りで、「開幕式」「閉幕式」とは、使いませんね~。ほかの方々が仰るように、「開幕する」「閉幕する」と使います。 セレモニーの名称が「開会式」「閉会式」で、催しものの状態を表すのに、「開幕する・開幕した」「閉幕する・閉幕した」のように使います。

awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございました。2は良く理解できました。  申し訳ありませんが、1はまだ理解できません。 >「~か~」という時、選択的にどれかを表す時、目的物を定めなければなりません。そのとき、AかB、どちらか「に」決める.の『に』です。  この説明が良く理解できました。

awayuki_ch
質問者

補足

>『「です」「ました」か、「だ」「だった」に文末がそろっていますか。』  #2さんの【「(○○に)文の終わりが揃っていますか?」だったら『が』が使用されます。】と同じ意味ですよね。この文の中の「に」も決めるの『に』なのでしょうか。    私は「そろう」の意味がだんだん分からなくなりました。「そろう」とはどういう意味なのでしょうか。(泣)    また、「文の終わりに、「です」「ました」か、「だ」「だった」が揃っていますか。」なら正しい文章なのでしょうか。     *  皆さん、申し訳ありませんが、1についてまだ良く分かりません。もうちょっとアドバイスをいただけないでしょうか。宜しくお願い致します。

  • sunasearch
  • ベストアンサー率35% (632/1788)
回答No.9

1.一般的に文末はこれにそろえましょうという、そろえるべき「対象」として「です」「ました」や「だ」「だった」が挙げられているため、目的格の助詞「に」が必要になるのです。 無理やり主語として使う例としては、 作文の時間に、すでに書かれて存在している子供の作文の文末表現を指して、『「です」「ました」か「だ」「だった」がそろっていますか。』と先生が聞けなくはないです。 2.開会式は、長くても1ヶ月未満で終わる「会」が始まる時に行われるものなので、体育館ができたことを祝う式ではないと思います。 開会式、閉会式はよく聞きますが、開幕式、閉幕式というのが使われるのを見たことはありません。 ただし、開幕、閉幕という言葉はあります。 少し意味が変わりますが、除幕式ならありますね。 その他 国語教科書→国語の教科書 「そろえる」の前に「が」→「そろえる」の前が「が」 運動会のを始める→運動会を始める 前後文→前後の文 常用的な表現→一般的な表現

awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  ご親切に教えていただき誠にありがとうございました。2は良く分かりました。「除幕式」という言葉は大変いい勉強になりました。ご添削も助かりました。間違えたところに、これから気をつけます。  申し訳ありませんが、1はまだ理解できません。

awayuki_ch
質問者

補足

>一般的に文末はこれ【に】そろえましょうという、そろえるべき「対象」として「です」「ました」や「だ」「だった」が挙げられているため、目的格の助詞「に」が必要になるのです。  申し訳ありませんが、ご説明文の中の【に】(【 】のところ)の使い方も良く分かりません。  目的格の「に」とは「ために」という意味なのでしょうか。 >無理やり主語として使う例としては、作文の時間に、すでに書かれて存在している子供の作文の文末表現を指して、『「です」「ました」か「だ」「だった」がそろっていますか。』と先生が聞けなくはないです。  この無理やり主語として使う例文がよく理解できました。

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