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碍子について
送電線でよく見かける皿様の碍子を何枚も連ねた碍子について質問します。 どうして皿様の形をしているのですか。 絶縁を目的とするのであれば、あの様に横に広げる必要性は無いと思うのですが、それ以外の理由があってあのような形状をしているのでしょうか。教えてください。
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沿面放電 他の方の回答にも同様の記述が有りますが、碍子を貫通して放電したり、空気中を放電(気中放電)したりするのではなくて、碍子の表面を伝って(表面/界面に沿って)放電する現象です。沿面放電の開始電圧は、他の気中放電や貫通しての放電より低いことが多いです。 絶縁物を笠形にしたり、表面を波打つような形にすることで、絶縁物表面に沿った導体間の距離(沿面距離)を長くすることができて、耐電圧改善に効果が有ります。
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- sou_tarou
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時には雨も降りますよね。 雨が降ると表面が濡れます。(当たり前ですが) 水は電気が通ります。その状態でも絶縁を保つために水が切れるように(皿をひっくり返した)傘状の形状になっています。 水が切れるようにというのは雨がたくさん降っても導体と支持物が水でつながらないようにするという意味です。 それから碍子表面に埃や海風による塩などが付着しています。乾燥状態では電気は通りませんが、雨や、霧で水分が加わると電気が流れやすくなります。 そのために、導体と支持物の距離を稼ぐためにあの傘の中にもさらにひだがついています。 参考URLの下のほうにさらに詳しい情報はこちらを‥というところを見てください。断面図が見られます。
お礼
ありがとうございました。
- foobar
- ベストアンサー率44% (1423/3185)
ガイシ表面に沿った放電(沿面放電)を起き難くするために、 あのような形状にして、沿面距離をかせぐ というのも理由の一つだったかと思います。
補足
沿面放電とは、どんなものですか。 導電体の同士の距離が離すことが目的と思っていたいたので、絶縁体の形状は関係ないと思っていたものですから。
- info22
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碍子は一個一個を金具で連結して、5個~30数個 接続して使っていますね。高圧の電圧をできるだけ少ない碍子数で電線と鉄塔の間を絶縁しています。 一個あたりの耐圧(碍子によって決まった耐圧です)を上げるためと、海岸部では連結金具(鉄製)が塩害で錆びにくい、直接風雨に曝されにくい形状、落雷時の放電アークが速く消えやすい形状であるためにあのようなひだ状に連結する形状になっったのだと思います。あの単体の碍子が何個あるかでその送電線の送電電圧が分かります。
お礼
ありがとうございました。
- mermaid2004
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● 碍子自体は相当な絶縁耐力があります。 ● 然し、汚れ、雨、雪 等の場合は碍子の外側で導通状態と成り絶縁を保てません。 ● 皿形にする事で、外側の長さを稼ぎ、汚れに対抗しています。
お礼
ありがとうございました。
- NannoFlower
- ベストアンサー率21% (419/1951)
デコボコにして表面積を広げることで、碍子についた汚れや水滴で碍子表面に電気が流れることを防いでいます。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。