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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:絶縁抵抗、耐圧)
絶縁抵抗と絶縁耐圧の違いとは?必要性を解説
このQ&Aのポイント
- 絶縁抵抗と絶縁耐圧は、絶縁性を示すパラメータですが、それぞれ目的が異なります。
- 絶縁抵抗は、電気回路の絶縁状態を評価するための指標であり、電流が流れないことを確認します。
- 一方、絶縁耐圧は、絶縁材料が電圧によって破壊されないことを確認するための指標です。両方を確認することで、絶縁性を確保できます。
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noname#230359
回答No.1
両者重複するところもなきにしもあらずですが、単純化して言えば、 絶縁耐圧は、絶縁性能の電圧に対する強さ(絶縁破壊に対する強度) 絶縁抵抗は、絶縁性能の質の良さ(漏れ電流の少なさ) を表すものと考えればある程度納得して頂けると思います。 絶縁耐圧をACで評価するのは、AC電源を供給して使う機器をAC電圧を印加し て評価するのはごく自然のことでしょう。一方、漏れ電流は絶縁性能が十分 でも、静電容量(コンデンサ成分)によって生じる成分もあます。静電容量 による漏れ電流は必ずしも絶縁性のが悪いことを表すものではないので、 簡単に評価するには、直流を掛けて漏れ電流を測ることが有効ということで す。 小型の電気機器で樹脂材料などで適切に絶縁された機器の場合は、絶縁抵 抗を検査することがあまり意味がないのも事実です。とはいうものの、大型 の電気機器や、昔の電気機器のように吸湿しやすい材料(天然繊維質)を絶 縁物として使っている場合は、絶縁抵抗の評価は絶縁性能の質の良さを評価 する手段として有効です。 別の観点ですが、電気用品安全法では製品試験として、耐電圧と絶縁抵抗 両方の検査を要求していますので、対象製品の場合は試験の意味があろうが 無かろうが必須ということになります。