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雲の色
本を読んでいると、「下界からみると黒い雲でも、上空からみると雲はみんな白いのです」とありました。なんだか心が晴れるような気がしていいなぁと思ったのですが、どうしてかなぁと疑問に思いました。確かに宇宙から見た地球の写真などを見ても、雲は白ですが、雨雲は黒いですよね。入道雲は白いし、、雲の色には何が関係しているのでしょうか?
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雲っていうのは、要するに湯気みたいなものです。 黒い湯気って見たことありますか。 だから、雲は本当は白いんだと思っていいです。 じゃ、何で雨雲なんかは黒いんだってことですが、 湯気みたいなものでも、あんまりたくさんあると、 光が通過しきれなくなっちゃうんですね。 光がなければ、どんなものでも黒くなります。 つまり、上から見れば日の光を反射していますから 白く見えますけれど、下から見たのでは、日の光を 通さなくて黒く見えるというわけです。
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- UHA403
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雲そのものに色が付いているのではなく、 太陽光の反射で白く見えています。 昼間の雲は白く、夜の雲は黒っぽくみえますね。 鏡やダイヤモンドなどが光のあるところで輝き、 暗闇では全く輝かないというのと同じ感じです。 厚い雨雲が空全体を囲んだ時、 上空側ではほとんどの太陽光が雲で乱反射して真っ白に見えます。 逆に下界側では、雲自身に太陽光が遮られて、 反射するための光が届かずに全体に黒っぽく見えてしまうのです。
お礼
UHA403さん、御回答ありがとうございました。 分かりやすいたとえに、なるほど!と思いました。 下界で雲が厚く暗ければ暗いほど上空は明るいなんて不思議でおもしろいですね。 そんなときに飛行機にもし乗ったら変化に驚きそうです。 なんだか空を見る楽しみがまたひとつ増えました。ありがとうございました(^0^)
- ikkyu3
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雲の色と限ったことではないのですが、私たちが見ている色は、光源の光のうち、 物に当たって反射してきた光か、物を通り抜けてきた光かを見ています。 この場合は、物とは雲ですね。 雲の上では、雲が太陽の光のほとんどを反射し、それが目に入るので白く見えます。 そのとき下から見ると、ほとんどの太陽光線が雲の下には、出てこないので黒く見えるわけです。 入道雲は、太陽が雲の陰に入らないときは、私たちは、反射光を見ているので白いのです。 入道雲でなく薄い雲が白く見える時は、反射光で、灰色に見えるときは、太陽光の一部が雲を少し突き抜けてきた光を見ているわけです。
お礼
ikkyu3さん、御回答ありがとうございました。 雲が白く見えるとき、灰色に見えるときのこともわかりました。 何気なく読んだ本から広がり、こんなにいろんなことが分かってうれしいです。 ありがとうございました(^-^)
お礼
ranxさん、御回答ありがとうございます。 とても分かりやすい説明にうなずきながら読んでしまいました。 光って不思議だなぁとしみじみしました。見えているのによく掴めないものですね。ありがとうございました(^0^)