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星雲をカメラで写すと色がつくのはなぜですか
先日、初めて天体観測会に参加をしました。 そこで、オリオン大星雲を展望したとき、『白くモヤっとしているのが大星雲ですよ、写真の様に色はみえませんが』と言われました。 そこで質問はです。 〇なぜカメラで撮ると、あのような赤や紫色のきれいな星 雲が写り、肉眼では見られないのでしょうか。 〇また、もし人間が宇宙旅行が可能になった場合、肉眼で 宇宙空間をみると、あのきれいな色は見えず、やはり白 っぽいモヤ状にしか観られないのですか。 以上、よろしくおねがいします。
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宇宙空間でもやっぱり見られないものと思われます。(行ったことはありませんが(笑)) 写真の星雲が赤くなるのは、あれはフィルムの特性によるものです。 フィルムというのは(種類にもよるかと思うんですが)色ごとに感光速度に違いがあり、宇宙を撮影するときは赤い色が速く感光します。 これは、宇宙に水素が充満しているためで、水素が発する赤い光は、人間は見ることができません。 ところがフィルムの場合は微妙に可視範囲が広いので、人間の目には見えない光に反応して赤く感光するのです。 なお、最近のフィルムの中には人間の目の特性に極力近づけたものもあり、そういうフィルムでは星雲は赤く写りません。
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余計なことですが今見て気になったので・・。 お昼に空が青く見えるのは赤い光の感度が悪いせいじゃなくて、青い光が波長が短いぶんよく空気中の分子などに拡散されるからですよ♪ 太陽をそのまま見たときは赤も青もすべての光が届くので、すべて合わさって白く見えますが、ほかの太陽のない、光が来ないはずの空の部分を見て青く見えるのは、青い光のみが拡散されて太陽から直線にくるはずの進路を曲げられて、目に入るからです。赤はあまり拡散されないので直進して、目に入りません。太陽を見たときだけ拡散されず直進する赤い光が見えます。だから太陽は白。空は青。 割り込んですみません(^_^;)
お礼
お礼が遅くなりすみません。 >割り込んですみません いえいえ、とんでもありません。 ご親切にありがとうございます。勉強になります。
- nakaizu
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星雲を肉眼で見た時に色が見えない理由は他にもあります。 人間の眼には色を感じる細胞と明るさだけを感じる細胞があります。感度が色を感じる細胞の方が低いので、暗いところでは色がわからなくなります。 つまり、気が付いていないだけで、非常に暗いところでは白黒写真のように見えているわけです。しかも、明るさを感じる細胞は赤い光に対しては感度があまりよくないので暗い所では赤いものはより暗く見えます。 オリオン大星雲を望遠鏡で見てもとても淡いものですね。あのくらいの明るさでは色ははっきり分からないのです。
お礼
なるほど、確かに暗い所では 色の判別はしずらいですね。 明るさを感じる細胞は赤い光に対して感度があまりよくない。との説明は、だから昼間空が青く見えるということですよね(話しがそれますが) ご回答ありがとうございました。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 フィルムの特性によるものなんですね。 観測会の時、そこの先生が窒素がどうの~とか言っていたような気がしたのですが、赤い光は水素の反応なんですね。 やはり宇宙空間でも肉眼では 色なしという感じなんですね。私も行ったことありませんし、行く予定(笑)もないのですが、(っていうか行けない)なんか淋しい気がします。 宇宙空間が色とりどりに見えたら素敵ですよね。