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将来生態学の研究者になりたいと思っています
実際まだ何もわかっていない状況なんですが、大学で生態学について学んで将来もその研究をしたいと思っています。 少し調べてみると生態学は理学部の生物学科や農学部のどちらでも学べるようでどっちに進めばいいのかわかりません。 将来研究職を目指すとなるとどちらに進めば有利というのがあるんでしょうか。あと生態学の研究者ということで何かあればぜひアドバイスしてください。お願いします。
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生態学をやっている者です。 研究者になりたいということでしたら、学部時代は「生態学」に的を絞らず、生物学の他分野をはじめとして、幅広く学ぶことが必要なのだと思います。 「生態学」が分かる生態学者はたくさんいます。 その中で生き残ろう、学問を発展させようと考えるなら、生態学の分野にとどまらない幅広い視野が必要です。 例えば、分子生物学(遺伝子の話)がよく理解していれば、分子生物学的なアプローチ・手法で、繁殖や個体群動態などの生態学的な現象を解明することができます。 生化学や生理学的な考え方や手法を知っていれば、それを生態学に活かすことができます。 また、最近はやっている保全生態学では、社会学的な視点が必要です。 学部時代は、生態学について基礎くらいを勉強するつもりで、いろいろと学べそうなところを探してみてはいかがでしょう。 それからその間に、どこの大学でどんな人がどういう研究をやっているのかをリサーチして大学院の進学先を決めればいいと思います。
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- japonicus
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理学は基礎科学。 農学は応用科学。 どっちが自分に合ってるか、よく調べてみて下さい。 理学の研究者もいれば、農学の研究者もいます。 研究者と言っても様々。 大学の教官、企業の研究所、フリーの研究者、実験の技術者…などなど。 研究でメシを喰うなら、博士号が必要。 大学4年→修士課程2年→博士課程2年以上。 例外もありますが。 でも、研究者になるには、単に学校を卒業すれば良いってもんじゃありません。農学にしても理学にしても、研究に情熱を持ち続けられるかどうかが重要です。 例えば昆虫の研究者は、研究者になろうと思って昆虫をテーマに選んだわけでは無いはずです。昆虫が好きで好きでたまらなかったから、気付いたら研究の道を進んでいた、という事だと思います。 生態学と言っても分野は広い。 自分が深く興味を持てることを絞ってみてください。 そうすれば、理学に行けばいいのか農学に行けばいいのかは、自ずと見えてきます。
お礼
ありがとうございます。 生態学ってほんとに広いですね。本当に自分がやりたいこと、興味があることでなければ研究者としてやっていけないのですね。そこを肝に銘じて真剣にいきたい大学を探して行こうと思います。
- sarayuri1
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理学部生物学科出身者です。 純粋に研究をするのが理学部、農学に役立てるために研究するのが農学部、という大雑把な違いはありますが、どちらが有利というのはないように思います。 日本生態学会地区会の会長は理学部が多いようですが、学会の会長は農学部ですし。 (ご存知かもしれませんが、日本生態学会のURLを載せておきます) 生態学と一口に言っても研究対象やその内容は様々です。(大きく動物と植物に分かれますし、動物だとしたら魚類・哺乳類・鳥類・昆虫・・・と色々あります) 受けようと思っている大学はそう多くはないと思いますので、その大学のHP等で理学部生物学科や農学部で生態学をされている先生の研究内容を調べて、一番興味があるところを目指せばいいのではないでしょうか。
- 参考URL:
- http://wwwsoc.nii.ac.jp/esj/
お礼
ご回答ありがとうございます。 理学部と農学部にはこういう違いがあったのですね。ほんと、何も知らない状態だったのでとても助かりました。
お礼
ありがとうございます。実際に生態学をやっている方からご回答を受けてとても感激です。 研究者になりたいのであれば、もっといろいろと知る必要があるんですね。今まで「生態学」ということだけに悩んでいたところがあったので、広い視野というところに思わず感心してしまいました。とても助かりました。