他にもフレンチ・イタリアンetcを定義したい質問が見れますがあまり意味が無いように思います。
そもそも、食は文化であり、国や地方、地域の農業事情や気候・文化などに深く根ざして発展してくるものです。
いわばそれらが長い年月かけて蓄積され、定着し、定量化(レシピ化)されてくるものだと思っております。
フランス料理がソースにこるのも、日本と違い、水の硬度が非常に高い、という点も上げられます。
硬水で調理すると旨味はアクとなって流れ出てしまい、素材自体が味気なくなる。
だから、煮詰めて、調味料として素材にかけ、旨味を戻す手法が確立されていった。
トリュフもあの地方でしか取れないから、他国の料理にはなじみが無い、だけの話です。
イタリア料理=シーフードやトマト、と言うのも、地中海に張り出した地理的な条件があります。
ヨーロッパ料理に煮込み系が多いのも、全体的に硬水であるという背景がありますし、パンなど"焼く"調理法が多いのも、水で炊くより美味しいからです。
世界には、国は違うが、非常に似た加工法をとるものも沢山あります。ただ、背景に限定づけられるので、全く同じではなく、独自性があります。
このように考えると、様々な背景から、独自の発展を確立した料理、はすべて○○料理と言えるでしょう。
日本の伝統食の一つに蕎麦を上げても違和感は無いと思いますが、蕎麦は世界中で栽培されています。
蕎麦自体はそもそも窮困作物として栽培されていました。
フランス料理にもイタリア料理にもロシア料理にも蕎麦を使った料理はあります。
麺(パスタ)状に加工するのも日本だけではありません。
つまり、和食とは、和=日本の様々な歴史的背景・文化的背景から、長い年月かけて蓄積され、一定の形式化をもって今日に受け継がれた料理・加工食品のすべて、と言えるのではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 和食を作るという限定された課題を出されてしまい、とまどってしまいました・・・。 でも、何とかなりそうです。 ありがとうございました。