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あいさつ

朝の挨拶に、『おはようございます。」があります。 このバリエーションに、 ・ケース1 ある会社で、社員が「おはようございます。」との挨拶に対して、役員(重役)が、「おはよう。」と貫禄タップリで挨拶。 ・ケース2 校門の近くで友達を見つけ、「おはよう!」と互いに挨拶。 ・ケース3 昼近くになって、寝坊してきた人に、皮肉たっぷりで、「おはよう。」 上記3つの「おはよう」の使い方は異なると思うのですが、詳しい使い分けはありますか? また、挨拶は、『敬語』の内では、丁寧語でしょうか?

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回答No.4

プロの日本語教師です。 「おはようございます」は 昨日来日したばかりの外国人にも教える 大切な基本的な挨拶ですが、 その構造がきちんと説明できるのは 日本語学習開始1年以上後になります。 「お~ございます」 は形容詞の謙譲語です。 相手への敬意をへりくだって示す表現です。 お嬢様はお美しうございます。 お宅はお広うございます。 奥様はお若うございます。 ・・・ おめでとうございます や おはようございます や ありがとうございます も その類です。 めでたいですねぇ、 早いんですねぇ、 滅多に出会えない親切ですね、 と言いたいところを謙譲語として丁寧に表現しています。 こんにちは、こんばんわ とは挨拶としての成立経緯が明らかに違います。 こんにちは は敬語ではありません。 ただの挨拶。 ケース1~3の使い分けについては 「おはよう」という言葉の問題ではなく 使い手の心理の問題です。 ちなみに「おはよう」は ございます を略してしまった形ですから もはや敬意はありません。 だから、上司や先生に対しては「おはよう!」とは 言えないのです。

kanpyou
質問者

お礼

「朝の挨拶の成立経緯が明らかに違う」とのご指摘で、私も、「朝だけ、なぜ、敬語なのだろう?」と思っておりました。 明快なご指摘、ありがとうございます。

その他の回答 (3)

回答No.3

No.2の補足に対する回答。 言葉というものは、機械的にできあがるものではなく、その時代の習慣を背景にして、自然発生的に流行るものだとお考えください。 朝の挨拶【オハヨウ】は、「今日もお早くからご精がでることでございますね」という江戸商人の挨拶を語源とするのですが、これは「早起きは三文の徳」という諺の意味が込められているのだそうです(商人らしいですね)。 だから一日の始まりのあいさつは「おがようございます」になったのだと、教わりました。ただし45年前の、高校の授業でです。 もっと極端なのは、「オス!」でしょう。「おはようございます」の先頭と末尾を残し、途中を全部省略しちゃうんだから乱暴な話です。ただし極真空手の内輪では「押忍」を「オス」と発音しています。 朝昼晩の挨拶言葉は、外国の挨拶言葉を対比して調べてみるのもいいでしょうね。

回答No.2

「使いわけ」方面の回答ですが、「話のキッカケをつくる」大切な性質を持っていると思われます。 また、「おはようございます」のひとことで、相手の感情の起伏が読み取れることがあります。

kanpyou
質問者

補足

すみません。タッチパッドに袖口が触れて、カーソルが飛んでしまったようです。 「今日は、お日柄もよく~」や、「今日は、あいにくの…」など、差しさわりのない挨拶が短縮されて、『こんにちは』・『こんばんは』になったと習いましたが、なぜ、朝だけ、「けさは、お寒うございますな」の『今朝は』ように、文頭だけが短縮された形で、残ってないのでしょうか?

回答No.1

そのような口調による使い分けには、 確固たる定義はありません。    ちなみに「おはよう」「こんにちは」などの挨拶は、 感動詞に該当します。 「おはようございます」は、 それを丁寧に言う形ですね。     

kanpyou
質問者

お礼

「今日は、お日柄もよく~」や、「今日は、あいにくの…」など、差しさわりのない挨拶が短縮されて、『こんにちは』・『こんばんは』になったと習いましたが、なぜ、朝だけ、「けさは、お寒うございますな」のような、文頭だけが短縮されて残っ形ではないのでしょうか?

kanpyou
質問者

補足

すみません。タッチパッドに袖口が触れて、カーソルが飛んでしまったようです。 「今日は、お日柄もよく~」や、「今日は、あいにくの…」など、差しさわりのない挨拶が短縮されて、『こんにちは』・『こんばんは』になったと習いましたが、なぜ、朝だけ、「けさは、お寒うございますな」の『今朝は』ように、文頭だけが短縮された形で、残ってないのでしょうか?

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