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局方品と試薬

エタノールやグリセリンや尿素や、その他いろいろ、特級や一級などの試薬としてもあるし、局方品としても売っているものがありますよね。 試薬と局方のものとは、中身がどう違うのでしょうか? よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • yoisho
  • ベストアンサー率64% (331/516)
回答No.1

規格の問題です。 特級とか1級といった試薬はJIS規格に適合しているもの、局方は方薬局方の規格に適合しているものということです。 例えばグリセリンは、JIS(試薬)、日本薬局方、食品添加物規格、化粧品原料基準といった公定書に、それぞれ試験方法や不純物などの規格が定められています。 規格はその製品を使う目的によって、定められる観点が異なります。 試薬ならば分析や合成に使われることを考慮して、トータルの純度を高くするとか、局方なら医薬品に用いることが想定されますので、試薬用よりも毒性のある不純物には厳しい代わりに、水分などには甘いかもしれません。 興味がおありでしたら、図書館(理系の大学の図書館などでないと置いてないかもしれませんが?)でそれぞれの公定書の規格を調べてみてください。 ただ、実際の品質には差がないことも珍しくありません。 さすがに工業用などは、あまり純度の高くないものが売られているかもしれませんが、 特級とか局方など、高純度が求められるようなものは、(わざわざ別の工程で製造するのも非効率ですので、)試験で合格していれば、同じ物に別のラベルを貼っているようなこともあるかもしれません?

kasutera
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 規格を比較するのは、おもしろそうですね。

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