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木どうしの癒着とその仕組みについて
- 大きい長寿杉の木などの断面を見ると複数が合着して育っていたものがありますよね。また、現在開催されている愛知万博ではポプラどうしを密着させているとその樹皮同士が癒着し、同化する性質を利用し、グローイングホームと言う木の家を作り展示されています。
- 動物ではまず見ない性質ですが、木でもそんな成長をしない木もありますし、どういうメカニズムでその同化が行われるのか知っている方がおられれば、教えて頂けると嬉しいです。また、その癒着が起こりやすい木や、その性質を持たない気などもあれば、教えていただきたいです。
- 多種との接木も、植物にとっては当たり前のことですが、かなり不思議なことに思えます。
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#1です、寄せ接ぎは接ぎ木ほど有名ではありませんが、それなりに知られています。 再度検索してみましたが、最初のキーワード:接ぎ木 英語 で行うと、接ぎ木はgraftingのようです。 次にキーワードを grafting に変更して、イメージ検索すると接骨や接ぎ木がたくさん出ますが、順次追っていきますと寄せ接ぎらしい絵がありましたので、それをクリック。 それが参考URLでバラなどで使う「芽接ぎ」もあります。 確認のために記載されていた、Approach graftingで最終検索。 前記の庭園名は思い出せませんが、ご夫妻で造ったと言っていました。 それと別件ですが、もう一つの回答は一寸エッチに通じる言葉で検索しています。 その状態をイメージして、最初のキーは 木 ○○○○ としましたがイメージでは、あまり出ないので○○○○のみとしてみました。 逆ヒントは、上位に○○○○ 大塚愛です。 検索したキーワードが解っても、責任は負いかねますm(_ _)m。
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- bhoji
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接木の原理は植物の形成層を繋がらないと失敗します。 それと同じような手法で、寄せ接ぎがあります。 これは一般に果菜類の苗で穂木側の負担を少なくするために行われます。 また樹木では樹勢の悪い珍しい品種の保存などのために元気な根を持つ樹と寄せ接ぎを行います。 方法としては幹の途中を「(型」に鋭く削り、相手側も「)型」に削って、合わせて固定します。 活着したことが確認されたら、台木側の先を切り捨て、穂木の根を切ります。 先日テレビを見ていましたら、イギリスで有名な庭園の一つで、並べて植えてある樹を、一つおきに隣同士を )( )( )( と寄せ接ぎにして、 40cm位上の部分で、繋がなかった樹を一つおきに同様に接いで、市松模様になるような感じにして、結果として緑の壁のようなエリアを作っていました。 寄せ接ぎをするには、品種違いか同属か、悪くても同種でないと形成層をはじめてとして、導管や師管の配列などが違うようでうまくいかないようです。 寄せ接ぎの例、人為的なものか自然となったのかは不明です。 http://www.ntt-west.co.jp/kanazawa/kenroku/ki/ 形成層は木の皮のすぐ下にありますので、皮の厚い松は面倒と思います。
お礼
ありがとうございます! 自分が投稿していたもうひとつの方の質問にも答えて頂いていたみたいで。 かなりお詳しいんですね(@_@; 他株の木と同化することは寄せ接ぎというんですね。 それすら知らなかったため、 検索も全然引っかからず、困り果ててこちらにすがったのですが、 大変参考になる回答を頂けて良かったです。 寄せ接ぎは同じ木の同属でも可能なのですか。樹皮が癒着するのみでなく 師管や同感の配列まで変化するとは思いませんでした。 お話のイギリスの庭や、紹介して頂いたサイトなど、 園芸の世界ではポピュラーな技法なんでしょうか。 仕組みについては動物と植物の防疫機能の違いというご意見も頂いて、かなり気になっているので bhojiさんの回答を参考に、再度調べてみようと思います。 度々になってしまいますが、本当にありがとうございます。
お礼
2度も回答して頂き、すみません。有難うございます。 早速「寄せ接ぎ」で検索してみました。 教えて頂いた松の他のアングルの写真もいくつか見つかりました。 品種改良などではたまに利用されているんですね。特に柑橘系でよく使われているのでしょうか。 今回書いていただいた参考URLにもあったように 樹皮を削ってから接合するのが一般的なようですが。 それに加えて品種改良など農学では園芸と違い、最終的には根と先を切ってしまうんですね。 思っていたより色々な所で利用されているみたいで驚きました。 それに、参考URLと更に検索のヒントまで(>_<; ありがとうございます。 苦手と言うこともあるのか、英語という発想は全然頭にありませんでした; 後は大塚愛さん・・・歌詞でしょうか。曲名を調べてみたのですが それっぽいものがなかったので(^-^; もうちょっと色々探してみようと思います。ありがとうございました。