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胸膜癒着術の仕組み

胸水蓄積防止のために、壁側胸膜と臓側胸膜との間で炎症を起こさせて くっつけて胸膜腔のスペースを無くすということはわかるのですが、 なぜ抗生物質であるミノマイシンやビシバニールを投与するのかが分かりません。抗生物質は細菌をやっつけるのではないのでしょうか? また、胸膜腔の間には細菌が多いのでしょうか? よろしくお願いします。

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  • hey_ocha
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回答No.1

通常、抗生物質は点滴(内服)で、全身に薄められて体の各部分に届きます。しかし、胸膜癒着術では直接薬が、胸の隙間にはいります。胸膜にとっては、通常の治療で使われるより、かなり濃い濃度の薬がいくことになります。 よって、そのような高濃度で体に刺激になるような物質が、癒着を起こす物質として選択されるわけです。そこで、抗生剤や抗がん剤がよく使用されます。 細菌を殺す作用を期待しているわけではありません。

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