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基本的なことですが分からないので教えてください。
よろしくお願いします。 (1)日本は北朝鮮を国家と認めているのか?認めているからこそ「国交」正常化交渉を行うのでしょうか。 (2)台湾とはどんな存在ですか?日本は国家として認めていないと思います。台湾が一応国家の体裁で存在できる理由は何ですか?なんて国家でもないのに日本その他の国は台湾と貿易したり、国民同士が自由に行き来できるのでしょうか。 以上2点、分かる所だけでもかまいませんので、よろしくお願いします!
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- 植田 謙一(@kennyan)
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調べてみました。 「承認」とは、国家や交戦団体を国際法上の権利主体として、認めることです。その意味では、日本は北朝鮮を承認していません。しかし、法的には認めていなくても、事実上は国家として認めているから、6カ国協議や国交正常化交渉を行う必要があると考えています。 前の僕自身の混乱については、「承認」と国交樹立はイコールではありませんから、理論上は承認はしているけど国交は結ばない、というのが可能です。実際には、承認が国交樹立と結びつくことが多いので、僕は混乱していたのです。歴史上は、承認と国交樹立の間にタイムラグがあったことはあります。
- buchi-dog
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ご指摘の件、私も前からもやもやとした疑問を感じていました。 結論から言うと、 * 日本の条約上の立場はいずれも同じで、国家として承認していない。 * しかし、実際は世界のデファクトスタンダードに従って北朝鮮は韓国と別の国家として扱い、台湾は中華人民共和国の一部として扱っている。 となると思われます。 先進各国が、中華人民共和国への配慮を優先して台湾を独立国として扱っていないので、日本もそれに従っているということでしょう。逆に、ニクソン大統領の電撃訪中の前は、世界の大勢が「台湾の中華民国政権をChinaの正統政権とみなす」であったので、日本はそれに従っていました。 (2)について。 >台湾が一応国家の体裁で存在できる理由は何ですか? 台湾島への中華人民共和国の侵攻を許さない程度の軍事力を持ち、かつ先進各国が台湾の国家としての存在を事実上認め、歓迎しているから。近い将来に、中華人民共和国が台湾への侵攻可能な軍事力を持つと考えられ、そのために最近は「台湾問題」を巡り、アメリカ・日本・台湾と中国の間でいろいろ軋轢が起きています。この辺は、将来のことは良く判りません。 >なんて国家でもないのに日本その他の国は台湾と貿 >易したり、国民同士が自由に行き来できるのでしょ >うか。 この答えは私もはっきりは分からないのですが、「現実にそれが可能で、台湾と貿易したり行き来したりしたい日本の企業・個人が多いから。中国も、民間ベースでの台湾との交流には文句を言わないから」でしょうか。 この質問は「良問」と思いますが、質問のタイトルは「北朝鮮と台湾の違いについて」等の方が適当でしょう。
- 植田 謙一(@kennyan)
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1965年に、韓国との間で結んだ日韓基本条約第3条では、「大韓民国政府は、(中略)朝鮮にある唯一の合法的な政府であることが確認される」となっていて、これにもとづいて、以前は北朝鮮を日本は承認していませんでした。 しかし、1991年の南北朝鮮の国連同時加盟の際に日本も賛成していますから、ここで事実上国家として認めた、ということになります。 しかし、これは「事実上」で、国際法上のものではありません。国際法上の「国家承認」は、もう少し違う手続きですが、日本政府が北朝鮮に「国家承認」を与えているかどうかは、僕にはわかりません。僕は「国家承認」と国交正常化が同じことだと思っていたんですが、このページを覗いて自信がなくなりました。
- kumakoropi
- ベストアンサー率42% (56/133)
外務省のデータより抜粋です。 詳細は外務省のホームページ以下のaddressを見てください。 1.北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国) 国と認めていると思います。 外交関係を有する国は154ヶ国 (うち南北双方が外交関係を有する国は150ヶ国) 日本とは外交関係なし http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/n_korea/data.html 2.台湾 1.外交関係のある国(計27ヵ国) 2.1.基本的枠組み 日台関係は1972年の日中共同声明に従い、非政府間の実務関係として維持されている。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taiwan/data.html 日本国政府と中華人民共和国政府の共同声明のなかに回答がありますので、一読願います。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/nc_seimei.html ○中台関係についての日本の立場は、台湾を巡る問題が当事者間の直接の話し合いにより平和的に解決されることを強く希望するというもの。
- Kyonsama
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国際法上、国際機関に加盟した場合に黙示的な国家 承認がなされる場合があります。北朝鮮はこの方向でしょう。 統一的な機関が存在しない国際社会では、国家承認は各国の自由です。日本は中国を正式な政府として承認しており、台湾は中国の一部という扱いです。ですから、台湾との貿易も正当ですし、国民同士の行き来は国内の移動ということになります。実際は中国政府が規制したりしているでしょうが。中国が査証で台湾人をチェックするなどあれば、台湾を外国として扱っていることになるので中国側としてはそんなことできないですよね? 国家承認を受けていなくても、内紛については干渉できませんから、中国が台湾を攻撃して治めることでもなければ現状が維持されます。
- char2nd
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(1) 北朝鮮については、日本は国家として認めていると思います。この国は国連にも加盟していますから、認めないわけにはいかないと思います。 (2) 日本とは以前国交がありましたが、1972年以降断絶しています。アメリカも1979年に断絶しました。 ただ、それは互いの国に大使館を置かないといった程度のもので、中国の国連加盟によりかの国に気を遣ってのことでしょう。 経済的な交流と政治的なそれとは別物です。台湾と中国の間でも人や物資の行き来はあります。 国ととして認めないのと物流は別物と考えるべきでしょう。鎖国でもしていれば別ですが。
- o24hi
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こんばんは。 (1)北朝鮮とは国交はありません。 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%CC%C4%AB%C1%AF (2)台湾を国として認めている国が25カ国あるからです。 後半の質問については、想像ですが、日本の立場は台湾は中国の一部ということですから、日本からすれば中国へ渡航するという事なんじゃないでしょうか。