- ベストアンサー
哲学関係の本だと思うのですが・・・
昔、入試の本か問題集で読んだ説明文だった気がします。 自分が赤に見える色は他の人も赤に(自分と全く同じ色に)見えるのだろうか といった内容でした。ちょっとおぼろげですいません。この本じゃないかというのがありましたら、タイトルと作者名と粗筋みたいなものをお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「色」、「知覚」について深く考察した人で入試に出るのと言えば、取りあえずNo.1の方の仰るとおり、大森荘蔵だと思います。No.1の方が挙げておられる書籍の他でも、現在まだ販売されている本の中で似たようなことを仰っておられますし、入試に出るようなものだと「流れとよどみ」などが考えられます。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4782800150/qid=1117363861/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-9485008-2693132 今検索してみたところ、この本は入試現代文の頻出文章で有名らしいです。 その他思い当たるのは、大森荘蔵の教え子にあたる野矢茂樹なんかがその思想を継承してます。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061492861/qid=1117363926/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-9485008-2693132 この本など、そういった内容も書いてあったように記憶していますし、読みやすかったと思います。 最後に >自分が赤に見える色は他の人も赤に(自分と全く同じ色に)見えるのだろうか について私の意見を。 視覚など、生理学を専攻していますが、大森氏の指摘は正当です。 「人の目の細胞に、波長何ナノメートルの電磁波が入力して細胞を刺激し、それが神経細胞を伝って脳に行くこと」はわかった。それは分かるんですが、それすなわち「意識」には簡単には繋がらない。 一緒に歩いていた友人が「信号青になったよ」と言っても、その青があなたにとっての青である必要は無いわけです。むしろ全く逆に、その青が他の人の赤のように受容されていても全く矛盾は起こらない。 これは現代の生理学者が答えられない難問の1つです。科学の発展を望みながら回答を待っていますが。 入試が終わったとなると大学生でしょうか。若いうちに科学の限界や哲学の役割を大雑把にでも知る上で、大森氏や野矢氏の本を(薄っぺらい本ですから)一読してみることをお勧めします。
その他の回答 (1)
- metalic
- ベストアンサー率43% (110/254)
この本にもそういうことが書いてありましたね。 言語・知覚・世界 大森荘蔵 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/1/0004890.html 絶版ですので図書館ででも探してください。
お礼
ありがとうございます。 絶版なんですね!! 早速図書館で探してみようと思います。 地元にあるとい~な~。
お礼
ありがとうございます。 >一緒に歩いていた友人が「信号青になったよ」と言っても、その青があなたにとっての青である必要は無い 興味深いです。うぅ~ん。『私にとっての青』とは何か考えてしまいます。 ご察しの通り、私は現在大学生です。哲学とか気になるんですが ちょっととっつきにくい気もしまして・・・。しかし、こんな疑問点から述べてあるのなら読めそうな気がします。これを機会にチャレンジしてみたいです。 ・・・無知で申し訳ないのですが、生理学とはどのような学問ですか?大脳生理学とかはよく耳にするのですが。良ろしければ、教えてください。