• ベストアンサー

ICPデータとMSDSデータの違い

カテゴリーがどこになるかもわからない位、 苦手な分野での質問です。よろしくお願いします。 金属加工メーカーに勤めており、 某大手メーカーからの通達により化学物質の含有量などを調べております。 材料メーカーからICPデータを集めているのですが、(依頼主からはICPデータと指定されています)同業種の主人曰く、 「うちはMSDSデータをもらってるけど、 ICPってなに?」と言われてしまいました。 私のほうの取引先でICPと指定されているので、 とりあえずこちらをもらっておけばいいのですが、 後学のため、ICPとMSDSの違いを知っておきたいのです。 検索をかけましたが、大きな違いというものがよくわかりませんでした。 もともと化学物質系にはめっぽう弱くアレルギーがあります。こんな私ですが、よろしくアドバイスください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kiguma
  • ベストアンサー率42% (11/26)
回答No.3

No1です。 うまく説明できずに申し訳ありませんでした。 私、わかりやすく文章を書くのは上手くありませんので意味不明な箇所がありましたらご指摘ください。 ICPとMSDSの違いを説明するために例え話をさせていただきます。 「あなた」は健康診断を受けています。「体重計」で体重を、「身長計」で身長を計り、「健康診断書」に身長、体重を記録しました。 この例え話では 「あなた」=製品 「体重計」=ICP 「身長計」=その他分析手段 「健康診断書」=MSDS に置き換えました。 つまりICPは分析する手段(=装置)、MSDSは分析値を記載するシートです。 もちろんMSDSにはICP以外の分析手段によるデータも記載されています。 こんな説明でICPとMSDSの違いがお分かりいただけましたでしょうか? >ICPは元素の分量を記載していて、 ICPは測定方法のことですので「ICPデータ(もしくは分析値)」という言い方をするのであれば「元素の分量」という表現はあっているとおもいます。 >MSDSは含有成分の安全性を保証(という言葉が適切かどうかわかりませんが)するもので、特に分量までは記載していないと考えていいのでしょうか? 主元素の含有量はきちんと記載しています。 微量成分に関してはおおまかな含有量を記載しています。

ozon_ozon
質問者

お礼

ありがとうございました。大変よく理解できました!

すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (2)

回答No.2

MSDS(Material Safety Data Sheet)は、その化学物質の有害性についてのデータシートで、ICPデータはICP(inductively-coupled plasma)発光分析法による元素分析の結果です。 簡単に言うと、例えば、メタノールのMSDSには、 「引火性」とか「蒸気を吸い込むと頭痛やめまいがある」「吸い込んだときの応急手当の仕方」などが書いてあります。これは、メタノールそのものの安全情報です。  これに対して、ICPデータには、 ○○社製のロット番号××番のメタノールについて、 「鉛が△△ppm含まれ、ヒ素が□□ppm含まれている」というように、その製品に含まれる微量金属元素について書いてあります。 つまり、MSDSで主成分の安全情報がわかり、ICPで微量の金属成分が分かるわけです。 「メタノール」と注文しても、会社によって作り方や生成法、合成装置は様々ですので、製品によって不純物も異なってきます。医療用に使うときには有毒金属が含まれていてはいけませんし、半導体プロセスに使う試薬にはごく微量でも金属が入っていると半導体製品の品質の低下を招きます。だから、ICPデータでその製品の品質を知る必要があるわけです。 MSDSが化学的安全情報、ICPは工業的品質情報と言えるでしょう。 (ちなみに、先ほど例に挙げたメタノールに、鉛やヒ素が混入することは、ほとんどありません。念のため。)

ozon_ozon
質問者

お礼

ありがとうございました。ようやく理解することができました!

すると、全ての回答が全文表示されます。
  • kiguma
  • ベストアンサー率42% (11/26)
回答No.1

MSDSとICPってまったく違うものですよ。 MSDSはMaterial Safety Data Sheetの略で、その物質の性状や、含有元素、取り扱い、危険性などの情報を記載したものです。 ICPは分析法の一種で、一般的であるICP-AESは誘導結合プラズマ発光分析装置のことです。元素の含有量などを測定できます。 それぞれ解説されているサイトがあるのでMSDSまたはICPで別にして検索してみてはいかがでしょうか。 ですから取引先は貴社製品の含有成分が知りたいとおっしゃっているのではないでしょうか。

ozon_ozon
質問者

補足

お返事ありがとうございます。既にそれぞれ別に検索をしたのですが、確かに分析の方法ということでICPの方が使っている装置が限定されているという点では理解できたのですが、それ以外で「まったく違う」と言い切れるほど理解できませんでした。 ひょっとしてご回答を拝見して、思ったのですが、 ICPは元素の分量を記載していて、 MSDSは含有成分の安全性を保証(という言葉が適切かどうかわかりませんが)するもので、特に分量までは記載していないと考えていいのでしょうか?

すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A