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滴定
酸化還元滴定と中和滴定の違いを詳しく教えてください。定義はどのように違うのですか。
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多分酸化還元反応と中和反応についても分からないのだと思います。 ただし、滴定なので溶液中、それももっぱら水溶液中でのことであると考えて良いでしょう。 原理については大阪教育大 天王寺高校 岡 博昭 先生のページ。 中和: http://www.tennoji-h.oku.ed.jp/tennoji/oka/2004/04ko1-22.htm 中和滴定: http://www.tennoji-h.oku.ed.jp/tennoji/oka/2004/04ko1-24.htm 酸化と還元: http://www.tennoji-h.oku.ed.jp/tennoji/oka/2004/04ko2-05.htm 酸化還元滴定: http://www.tennoji-h.oku.ed.jp/tennoji/oka/2004/04ko2-07.htm できれば前後もみんな見て下さい。 通常中和滴定ではアルカリ水溶液、もっと具体的に言えば水酸化ナトリウムの0.1モル/L以下の希釈溶液をビュレットに入れ酸を受け器に入れ、フェノールフタレイン溶液を指示薬として1滴加え、ビュレットからアルカリ溶液を滴下し、混合液全体がごく薄く赤紫になった点で終点にします。 その時。 「アルカリ溶液の濃度(モル/L)」*「アルカリ溶液の体積(ミリリットル)」=「酸溶液の濃度(モル/L)」*「酸溶液の体積(ミリリットル)」=「酸のモル濃度(ミリモル単位)」 で酸の量が求まります。なお酸が硫酸のような2つの水素イオンを出す分子の場合は「濃度」の2倍の値が求まりますので酸のモル数は半分にしてやらなくてはなりません。 アルカリの量を求めるときは同じく薄めた硫酸をビュレットに入れてメチルレッドかメチルオレンジを使って同じようにアルカリ水溶液を滴定します。 さて酸化還元滴定の場合は過マンガン酸カリウム希釈溶液を褐色のビュレットに入れ、還元剤を受け器に入れて滴定し、過マンガン酸カリウムの濃い赤紫の色が消えるのが遅くなり、最終的にほんの少し赤みが残るところを終点とします。この際硫酸で酸性にしておきます、過マンガン酸カリウムが活性になるために必要です。 過マンガン酸カリウムは1モルで5この電子を奪います。還元剤がシュウ酸なら1モルで2電子を与えますので、 「過マンガン酸カリウムの濃度(モル/L)」*「過マンガン酸カリウム溶液の体積(ミリリットル)」*5=「還元剤の濃度(シュウ酸の濃度)(モル/L)」*「還元剤(シュウ酸)溶液の体積(ミリリットル)」*(還元剤の電子放出数(シュウ酸なら2)」 になります。 還元剤で滴定を行うときはチオ硫酸ナトリウム溶液を使い、酸化剤にあらかじめヨウ化カリウムを入れておいてヨウ素が消える直前でさらにデンプン溶液を加え、ヨウ素デンプンの色が消える点で滴定終了とします。 中和滴定ではプロは水酸化バリウムを使うように教わりました。2酸化炭素と反応すると沈殿ができるので貯蔵に向くためです。 sigh^^
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- Ichitsubo
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反応が酸化還元か中和かです。
お礼
くわしご説明ありがとうございます。