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余剰生産の制限

余剰とうもろこしを使ってプラスチックを作るという話を聞きました。すごいなっとは思ったのですが、 この余剰とうもろこしって余ったとうもろこしということだと思います。じゃあ、なぜ余ってくるのか。 また、なぜ余らないようにしないのか不思議になりました。単純な質問かもしれませんが、ネットで調べても的確に理解できませんでした。回答よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • SCNK
  • ベストアンサー率18% (514/2762)
回答No.2

農業も生産活動の一つである以上、利潤を求めているわけです。通常考えれば沢山生産すれば多くの利潤を求めることができます。 また1番の回答にあるとおり、天候などの影響を受けますから、不良品の歩留まりを考えて多めに生産するでしょう。 しかし、出荷されてからは市場原理を受けるわけです。大量に市場に出回れば、価格が暴落するでしょう。そのためには生産量を制限する必要が生じます。もちろん市場では需要量も影響します。さらに工業製品とことなり、農業が需要に対する供給量のコントロールが困難ですから、それを見越して先物相場も乱高下する材料になります。また生鮮食料品として流通させるには長期間の保存が困難であり、流通段階での損失も発生しやすいので、多めに生産することも考えられます。 農業は、製品を生産するまでに長期間土地を占有しますし、自然環境の影響を大きく受けるため、このような市場の動きに連動することは困難です。本来であれば、余剰在庫を減らすのが効率的なのですが、そのようには簡単にはできないのです。まして、先物の状況を予測することなど、農業生産者に求めることは困難です。 現在の農業技術では、余剰を作らざるを得ないのでしょう。余剰在庫を減らすためには、自然環境に左右されない生産技術の開発とか、需要への応答性の向上が必要になります。

yuka0810
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • hallis
  • ベストアンサー率27% (331/1213)
回答No.1

とうもろこしは米や大豆などと同じように重要な農産物であり、天候不順などで減産すると社会的影響が高いと思います。ですから常に多めに生産しているのでは? ちなみにとうもろこしの粉であるコーンスターチは医療用の手袋とか、子供が間違って食べても無害なように梱包材(スナックのカールみたいに加工したもの)に使われたりしています。体内に入っても無害に近いからでしょう。

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