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植物が花を咲かせる理由?
植物は、生存が危うい環境だと子孫を残すために焦って花を咲かせる・・逆に、最適な環境だと子孫を残さなくていいから花を咲かせない・・ という話を時々聞きますが、(特に、サボテンとか・・) 実際に園芸をやっていて、いろいろ育てていると、その植物に適してない環境で育てると、つぼみの付きも悪いし、ついても途中でつぼみが枯れてしまったりするように思います。逆に、最適な環境で育てていた方が花もたくさんつきます。 この噂(?)は、ほんとうなのでしょうか??
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環境悪化した時だけ花を咲かせる種類もある様な気がします。 一般的には、環境が悪いと花を咲かせるだけの体力も得られないと言う事になるんでしょうか? 人間でも、戦争などの動乱になるとすごい勢いで子供が生まれる様になります。でも、それ以上に状態が悪化して誰も生き残れない様な状況になると、もう子作りどころじゃなくなる…それと似ていないでしょうか? ひょっとすると、一番花つきがいい環境が、必ずしもその植物にとって一番居心地のいい環境ではなく、体力も充分でなおかつ危機感もある環境なのかも知れないですね。
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- Tacosan
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もともと「生存が危うい環境」ではそもそも生きていけないかもしれない. もとは「危うくない環境」であって, それが「危うい環境」になると, 子孫を残すために花を付けるということはありえます. 例えば, 多年生の野生イネでそのような現象が見られます.
お礼
ありがとうございます。危うくなると花をつける植物も、ちゃんとあるのですね。参考になりました。
- 1ppo
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私は素人ですがこの答えには2通りあるように思えます。 YAMAMAYAさんと反対の例は、ホームセンターなどで 売られている鉢植えの果樹です。 鉢のままでは花が咲き、実がなります。でも鉢から 地植えに替えると実がなりません。 理由は、のびのびした環境(根が十分に張れる環境) になったので、実をつけて子孫を残す必要がないから です。 ま!花と違って実の話ですが・・・・ でも、ほとんどYAMAMAYAさんの通りだと思います。 やはりつぼみが落ちると言う事は自分の身に危険を 感じる(環境が悪い等)ので落とすのだと思います。 園芸初心者ですが、このように感じました。
この場合「生存が危うい環境」とは、もっと大きな歴史の流れの中で培われる「進化基盤上の環境」という意味です。 花を咲かせることで、他者(昆虫など)を利用しなければならない厳しい環境にある植物は、当然のこと、花を咲かせて自分をアピールしようとします。 これは、環境的に植物の生育に適している環境でも同様です。 植物が育ちやすいということは、つまり「ライバルが多い」ってことなんですから。
お礼
なるほど、微妙な危機感の加減が、刺激になるのかもしれませんね。納得です(^^ ありがとうございました。