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炎症を抑えるとどうなりますか?

勉強していてフト気になったことです。 炎症を抑える薬は沢山あるようですが そもそも炎症は身体の「防御機能」がその部位を 修復しようとする働きが作り出した現象と理解しています。 では炎症を抑える薬を服用したら 確かに痛みは軽減されるのでしょうが、それで よいのでしょうか?? 風邪などを引いて熱がでているときなどは 解熱剤はなるべく飲まずに、出させたほうが本当は いいとよく聞きます。 では怪我とかの炎症の場合も同じなのでしょうか? 素朴な疑問です。どなたかご存知でしたら教えてください。

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  • millreef
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回答No.2

炎症というものは4種類あるのです。発赤、腫脹、局所熱感、疼痛です。 まず解熱剤について。 解熱剤は解熱鎮痛薬といいます。また、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)と呼ばれます。痛みは体内のアラキドン酸がシクロオキゲナーゼという酵素でプロスタグランジン(PG)という疼痛物質というものに変わって神経に刺激を伝え、脳で痛みを感じているのです。なので、解熱鎮痛薬というのはこのシクロオキシゲナーゼという酵素を除外してPGをつくらせないようにしているのです。つまり、薬が直接的に痛みをなくすというよりは、痛みを感じるようにしているものを作らせなくしていると考えたほうがいいかもしれません。熱も同じで下げるというより、上げている原因のものを作らせなくしているのです。 熱はあまり高くないようでしたら、体の自己免疫作用により細菌などの異物を殺し、少し落ち着き下がり始めたら薬で下げると免疫機能が鍛えられるようなことを聞いたことがあります。熱が出てすぐに飲んでいたら自己免疫力は低くなってしまう可能性があります。 解熱剤はなるべく飲まずに~聞きます。怪我とかの炎症も同じなのでしょうか? とはどういうことでしょうか?ただのキズなどでは薬は使わないと思います。消毒位だと思います。炎症の出て薬を使わないといけないような怪我とは例えばどのような怪我ですか?その怪我をしたときに飲んだ薬は抗炎症薬でしょうか?それとも痛みを和らげる鎮痛薬でしょうか?

akira001
質問者

補足

説明たらずで申し訳ありません。 怪我の炎症というのは、例えば捻挫のようなものをしたときとか、 筋とか筋肉を痛めたときのことを思って書いたのですが、 あれは炎症を起こしていて湿布とかで冷やしている という理解そのものに自信がありません。 ご迷惑おかけしてごめんなさい。 薬が痛みをなくすというより感じるところを制御しているというとこにものすごく納得がいきました! ありがとうございます。

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  • millreef
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回答No.3

下に書きました解熱鎮痛薬にはアセチルサリチル酸(アスピリン)などがあります。バファリンにはこれがはいっています。 湿布にも表面にはサリチル酸メチルというのが塗られているそうです。 この二つは、サリチル酸誘導体というものです。 サリチル酸よりもこれらの誘導体のほうが人体にやさしいそうです。 なので、ほとんど同じと思っていいと思います。

akira001
質問者

お礼

なるほど! ありがとうございます。

  • aka_tombo
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回答No.1

炎症とか発熱は非常に不快なものですが、防御機能を働かせた結果であることも事実です。 しかし、発熱で例えば40度をこえると熱性痙攣を起こしたり、脳に障害が残ったりすることもありますし、さらに高い熱では人体のたんぱく質が変性してきます。 こうならないために、対症療法は必要です。何もしなくてもすむくらいの軽症ならいいのですが、程度の問題ですね。 炎症の場合のダメージの大きさの評価は良く知りませんが、体を痛めてはもともこもありません。

akira001
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 高発熱は人のたんぱく質まで変性させるほど威力があるのですね!ちょっとびっくりしました。 確かに体を痛めてはもともこもありません。 対症療法は重要なんですね。 お時間ありがとうございました。