国民の三大義務と三大権利の見直しについて
不特定多数の人に知ってもらうために、テレビで特集を組んで、国民の三大義務と三大権利とは何か、今の社会状況に照らし合わせると妥当なのかどうかという放映を見たことがないです。
疑問を感じていることがあるので、多少堅苦しいですが、みなさんの意見を聞いてみたいです。
【現状】
●三大義務 - 勤労、納税、子供に教育を受けさせること
●三大権利 - 生存権、教育を受ける権利、参政権(選挙権を含む)
(以下、ウィキペディアから抜粋)
●義務
義務(ぎむ)とは、従うべきとされることを意味する。
義務の根拠としては、理性、道徳・倫理、宗教、法制度(法令・契約など)、慣習などが挙げられる。義務に反した場合には、制裁があるとされる。制裁には、内面的・物理的・社会的なものがある。
●権利
権利(けんり)とは、一般に、ある行為をなし、あるいはしないことのできる資格。法律上は、一定の利益を主張または享受することを法により認められた地位、あるいは、他人に対し一定の行為・不作為を求めることができる地位をいう。日本において権利は権限を含む。対義語は義務。
【疑問と個人的意見】
※詳細は書かず、あまり知識もないので、誤解を生むかも知れませんが、要点を聞いてみたいです。
●三大義務について
義務の1つ、勤労について、疑問を感じています。
かつての大日本帝国憲法の下で、三大義務は、兵役、納税、教育でした。このため、勤労の義務は、軍国主義時代の強制労働の名残りがあるように思います。
また、ここ100年くらいの間に、経済活動を進展する労働=社会貢献という風潮が、急速に育ってきたのではないでしょうか。これに呼応するように、金銭に換算できない労働は、価値が低いとみなされるようになった気がしています。
さらに、現在は、株取引によって、僅かな労働で多額の収益を上げる人がいる反面、一部の農業では、多大な労働のわりに、収益が少額という事例が見受けられます。労働による金銭収益の格差が大きすぎます。
従いまして、義務付けされている「勤労」の代わりに、「社会奉仕」に置き換えたほうが良い、 - 強制的に要求される労働や、法人および個人の利益獲得を目的とした労働ではなく、個人の自由意思と主体的な労働による無償的な社会貢献の質によって報酬内容を変える - というのが個人的意見です。みなさんは、どう思われますか?
●三大権利について
三大権利の生存権、教育を受ける権利、参政権の他に、「幸福追求(他者を不当におとしめるものは除く。)を追加して、四大権利にしていないのは何故なのでしょうか。