これには説の対立があります。
権利だ、という説。
権利であり、かつ義務だ、という説。
憲法は国民に色々な権利を保障していますが、
それを担保しているのが選挙権です。
北朝鮮や中国でも、国民の権利を保障していますが、
選挙権が無いので実行性が乏しいわけです。
このような面から言えば、選挙権は権利だ、という
ことになります。
しかし、国民主権、民主制を採用している国では
選挙は国政に参与する公務という面もあります。
この面を強調すれば、選挙権は権利であると同時に
義務でもある、ということになります。
義務なんだから罰則を設けるべきだ、という説もあります。
この説が通説ですが、近年は権利性を強調する説が
強くなっています。
お礼
回答ありがとうございました。