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肺がんについて
知人がレントゲンで影が有るとの事で色々検査しています.右肺上葉に腫瘤がありCTで肺がんの疑い,気管支鏡検査 陰性、PET検査で肺がんの疑いが強いということで切除 手術が決まっています.検痰や生検でがん細胞が出ないのに 癌の疑いが強いとはどうしてでしょう?またX線や抗がん 剤の治療を手術前にしなくても大丈夫なのでしょうか? (手術は6月8日なのでそれまで大きくならないかと心配 です)難しい質問かもしれませんが,よろしくお願いします.
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癌であっても痰や気管支鏡で診断がつかないということはしばしばあることです。末梢型で陰影が小さく、内視鏡的に到達が難しい場合は、診断がつかなくても不思議はありません。 その際の考え方としては、さらに確定診断(組織細胞学的診断)をつけるための詳しい検査(経皮的肺生検など)を行なうか、経過観察をするか、手術に踏み切るかのいずれかです。 PETにより陰影が悪性かどうかある程度鑑別ができるようになって、PETで悪性が疑わしい場合は上記のような確定診断のための検査をせず、手術に踏み切ることがあっても不思議ではありません。 もちろんPETは肺癌の確定診断ではありませんが、癌の診断におこなう上で細胞診や組織検査には劣るものの、従来の画像検査よりは質的により悪性の診断に優れているので、診断の道筋が少し変わってきているともいえます。 従来の画像診断でも、細胞診や組織診が陰性でも明らかに肺癌を疑う画像であれば、手術に踏み切る事はあったのです。もちろん100%ではないですが、経過観察中に進行してより病期が進んでしまう事もあるわけですから、そこは患者さんとの相談になります。 検査技術が進めば当然診断、治療の考え方も変わってきます。
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- blastma
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肺がんの治療法ですが、肺がんの病期(ステージ)や患者の全身状態・年齢等に異なります。 一番大事な点は肺がんの遠隔転移があるかどうかです。 遠隔転移(肺の他の場所、脳、肝臓、骨、副腎などの臓器への転移)がある4期では通常は手術は行いません。 この場合の第1選択肢は抗がん剤(化学療法)になり、遠隔転移の場所(例えば脳)によってはその部位への放射線治療が加わります。 遠隔転移のないような肺がんでは、基本的には手術療法で、手術中にでた血液を保存しまた場合によれば所属リンパ節を切除し、手術後に病理検査を行い、そこからがん細胞が発見された場合に、抗がん剤治療に移行するようです。 ですからこの知人の方も1、2期(リンパ節転移の有無)であろうと推察されます。
お礼
アドバイス有難うございました.肺がんとしてもまだ初期のようで少し安心しました.これからのことなど治療も含めて本人とよく相談してみます.
補足
親切な解答有難うございます。患者は57歳建設労働者です(現場より工場で手摺など溶接やガス切断,錆止めペン塗り,及び指示など)・派遣は偶然ですが,(自覚症状一切無し)肺がんの疑いが強いというだけで詳しくは開いて見なければ判らない,がリンパに転移無の時の5年製造率70~80%、転移ありのときは20%という説明は受けています.また右肺の上葉部と周辺のリンパ節を切除します,手術の立会いに親族を呼んでくださいとのことです.でも検痰・生検でがん細胞が出ないのは何故でしょう.そして疑いが強いとのことですが,癌を前提としています.手術は順番待ちで3週間後となったのです.まな板の濃いですが,とても気がかりです.もう一度アドバイスお願いします.
お礼
アドバイス有難うございました.色々悩んでみても本人がおまかせするといっている以上もう仕方ないとは思いますが・・・病気が病気だけにとても心配です.お医者さんによく相談するよう言ってみます.
補足
素人にも分りやすい解答を有難うございます.手術については納得できました.後手術中に出血が多いと輸血すると思います.これを何とか回避したいのです.自己血輸血とか知人から直接輸血とかの方法を取りたいのですが.(さすがにエイズは少なくなったと思いますがC型肝炎などに感染すると怖いです)それと術後の介護についてどのようなことに気を配ればいいでしょうか.病院は東大阪市の市立総合病院です.何回も質問してすみません,よろしくお願いします.