重力と遠心力

質問

赤道上と極点とでは重力や遠心力の大きさが違うって本当ですか？もしそうだったら、なぜかも知りたいのですが。

回答No.4

akaiboushi · ベストアンサー

重力が違うのは遠心力が違うから。（重力＝遠心力＋引力）
そして遠心力が違うのは、遠心力が物体の回転軸からの距離に比例した大きさを持つから。

以下のサイトを見れば、大体わかると思います。
遠心力
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E5%BF%83%E5%8A%9B
重力
http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/gravity/gravity_exp.html

回答No.5

thithi88

まず、地球は完全な球じゃないので半径は地点によって変化します。さらに、地下にある物質が一様じゃない（洞窟かもしれないし鉄鉱石の鉱脈があるかもしれない）から重さも一様じゃないはずです。

遠心力については例えばコーヒーカップに乗った場合、外側には力を感じますが上下（地面方向か空方向）には力を感じません。それと同じで、地球は北極と南極を貫く軸を中心に回転しているので、極点では遠心力は０になるはずです。

回答No.3

sego

地球の自転も極点では影響がありませんが、赤道にちかずくにつれまた高度が高いところでは遠心力が大きく作用します。

赤道直下の山キリマンジャロに行くと体重が減ります。

・いんちきダイエット法
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/8902/es_diet1.htm
・下ＵＲＬ　重力の関係

参考URL：

http://www.akamon-kai.co.jp/fukushima/fukushima3-1.htm

回答No.2

shinkun0114

遠心力って、地球の自転による遠心力ですよね？
　地球は１日に１回回転しています。
　その速度は赤道が一番速く、24時間で地球の周長４万キロを
移動することになります。時速にすると1666km/h。
ジェット機以上の速度です。
　かたや、極点は速度がゼロです。
　これらの自転の速度差により遠心力の差が生じます。

　また、遠心力は重力と逆向きに作用するので、
極地より赤道の方が見かけの重力が小さくなります。

回答No.1

sailor

重力の大きさは確かに違います。これは地球が自転しているためです。赤道付近では自転の影響で、その付近の物体にも遠心力が働きますので、その遠心力の分だけ重力が相殺され小さくなります。極点ふきんではこの遠心力がほとんど働かないため、重力は赤道付近より小さくなります。

また、重力は緯度でも（例えば赤道上）陸地と海上では異なります。これはその地点と地球の中心を結ぶ線上にある物質の密度が異なるため（海水は岩盤などよりも軽い）に重力に差が出るのです。また、平地と山頂でも同じ理由により差が出る上に、赤道に近くなるほど山頂は自転の中心から離れるためその影響が強くなります。

おまけ・地球はまったくの球形ではなくこの自転によって生じる遠心力のため極方向の直径よりも赤道方向の直径のほうが大きくなっています。したがって遠心力を無視した場合の重力は極点より赤道上の方が大きいのですが、実際には遠心力のため自転速度と同じ速度で動く（要は地上または海上に静止している）物体に働く重力は、やや小さくなります。

お礼

複雑なんですね。そうすると9.8m/s^2という値は平均値的なニュアンスを持っているって事なんですかね。どうもありがとうございます。