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6月の検定について(日商簿記検定2級)
6月に日商簿記2級を目指しておりますが最近やっと商業簿記が終わりました。残るは工業簿記ですが今から間に合うでしょうか?一日の勉強時間は11時間はとれる予定でおります。
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ちょっと大変だとは思いますけれども、不可能ではないと思います。 まず「工業簿記」に関してですが、それまでの「商業簿記」とは、まったく異なるものだと考えた方がいいと思います。 「商業簿記」では、ひとつひとつの仕訳の意味が重要でしたが、「工業簿記」の仕訳には、これといった意味はありません。 (「商業簿記」で習った《振替仕訳》のように、機械的におこなう仕訳が中心となります。) 「工業簿記」は「原価を計算する」為の簿記ですが、その計算方法には「個別原価計算」「総合原価計算」「標準原価計算」など、いくつかの種類があります。 それぞれの計算方法によって、少しずつ異なるのですがそれぞれの原価計算ごとに「勘定連絡図を頭の中に描けるか」が、最も重要です。 (「勘定連絡図」とは、材料等の費用が、売上原価として計上されるまでの流れを図に示したものです。今は意味が分からないと思いますが、「工業簿記」において、まず最初に勉強するところです。) 「工業簿記」が難しくなってしまう大きな原因のひとつが「今、自分は、勘定連絡図の、どの部分に関しての問題を解いているのか」が、分からなくなってしまうことなのです。 (参考URLに「勘定連絡図」の例を載せておきますね。) これが理解できていないと、いくら過去問や応用問題を数多く解いても、意味が理解できないところが数多く出てきてしまい、実際の試験問題を解けるようになるには、かなり時間がかかってしまうと思います。 ですから「工業簿記」に関しては、まずは、あせる気持ちをおさえて、基本をきっちりとおさえていくことが大切です。 1日11時間の勉強時間を確保される予定との事ですので、今から1週間位かけて、しっかりと理解していきましょう。 その後は、とにかく「過去問」を解いて、実際の試験問題の雰囲気を掴みましょう。そして間違えた問題に関しては、じっくりと解説を読んで、「自分は、勘定連絡図の中の、どの部分で間違えてしまったのか」を意識するようにしましょう。 できれば直前期(検定試験1週間前)には、模擬試験(予想問題)を解いておきたいところです。 検定試験、がんばってくださいね。応援しています!
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- aibon251
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私はスクールに通学していましたが、工業簿記も商業簿記も1講義2.5時間を12回という講座でした。独学で行なうにしても、最近の参考書はよく出来ているので自分にあったものを選べば身につけることは可能だと思います。TAC出版の「とおるシリーズ」などわかりやすいかなと思いました。わからない部分をWEB上で質問も出来るようになっていますからそういう点も良いと思います。 しかし、No.1の方もおっしゃっているように、商業簿記とは違ったものと頭に置いたほうがよいかと思います。私も工簿を学習し始めた頃、無理に商業簿記に関連づけようとして失敗しました。 おそらく学習を進めていくと自分がどの地点にいるのかわからなくなることがあります。でも、そこで落ち込まず、とにかく理解が曖昧でも一通り最後までテキストを進めてみてください。そうすると不思議と自分がなんのためにこの原価計算をやっていたのか見えてきます。焦らず、流れをつかむようにしてください。 テキストに沿った問題集を1冊終えたら、過去問題集を繰り返し解いたほうがよいと思います。新しい回から始め、間違えたところをチェックし、テキストや問題集に戻り、確認をします。最近の日商簿記は回によって傾向が異なり、試験対策が必須となっているようです。 余裕があるようでしたら、大原とかTACとか専門学校が主催している公開模試を受けられるとよいと思います。傾向や対策もわかりますし、本試験前に大勢の中で問題を解くという雰囲気に慣れておくとよいと思います。 あと、1ヶ月ありますよね。集中してがんばってください!
お礼
お二人ともどうもありがとうございました。