お店としては、いかに原価率を下げて粗利率をあげるか、
またリピーターを増やすか、といったところがネライかと思います。
一方でお客としては、いかにその店に美味しいもの・いいサービスを期待できるか、というところが嬉しいところかと思います。
それぞれの意味に於いて、
実はIT単独で何をするか、ということではなく、ITをどう使いこなすか、というところが大切なのだと思います。
例えば、あるチェーン飲食店、オーダーから精算まですべてシステム化されていたのですが、実はオーダーを打ち込むバイトの店員さんが、となりの席と間違えて打ち込んでしまい、精算時トラブルになる、なんてことが頻発するようなことを聞いています。
これはシステムを使いこなせていないところに問題があります。店員さんも怒られてシュンとしてるでしょうし、お客さんも「勘定間違える店になんか2度と来るか!」と思ってるかもしれません。
どこまでが人のサービスであるべきか、どこからを機械化すべきか、そこの切り分けがしっかり出来ていると、いろいろなアイディアが出てくると思いますよ。
例えば、
なかなかありそうでないのが、席で自分でオーダーを打ち込めるチェーン店。「無味乾燥でつまらない」という声もありそうですが、試験的に導入すると案外好評かも知れません。(お店に入ったらなるべく邪魔されたくない、というお客さんもいると思うので、一定の需要はあるでしょう)
また、
ポイントカードもまだまだ有効な使い方が出来そうです。例えばあるお店のなじみだとしても、チェーンの別の店に行っても何にも特別な扱いがされない、これはお客さんにとってつまらなく感じることかと思われます。
ポイントカードを読み込んで、お客さんの属性を把握することで、おすすめ料理なりも適切なものをアピールできますし、その他お客さんの好みにおうじた対応が出来るかと思います。
ポイントカードなり会員制度は、本来お客さんを個別認識して、それぞれにあったサービスを提供することによってリピート率を上げるものだと思うのですが、多くのチェーン店の場合それが中途半端に終わってます。
非常に気の利いたサービスでなくとも、そこそこ気の利いたサービスが提供できれば結構よいと思うのですが・・・
以上ご参考になれば幸いです。
お礼
ありがとうございます。 なかなか両極にあるサービスを使いこなすと言うのはハードルが高そうですね。頑張ってみます。