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納税者番号制度について
年金改革で納税者番号制度というものが出てきましたが、納税者番号制度を導入することで、なぜ自営業者の所得が把握できるのですか?その制度を使って、どのように所得を調べる(?)のですか?
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納税者番号制度を導入するだけで自動的にわかるわけではありません。 お金に番号がついているわけではありませんが、納税者全員に番号を付ければ、誰から誰にお金が支払われるかという情報が全部数字で表されるようになり、コンピューターなどを使った管理をすることが可能になります。その結果、脱税や所得のごまかしが難しくなる、というのがねらいです。 隠し口座を作っても、そこにお金を入れなければ意味がありません。隠し金を作るためにAさんがBさんへの支払いを多めに申告するとします。その場合でも、BさんがAさんからいくらもらったと帳簿に書いているかを調べられてしまえば、Aさんが嘘をついていることがばれてしまいます。Bさんとは口裏を合わせられたとしても、Bさんと取引のあるCさん、Dさんとなってくるともう口裏合わせなんてできやしません。これまではこうした追跡調査は人手でやるしかなかったのですが、数字がつけられれば、コンピューターで何千人、何万人の帳簿をチェックすることができます。 こうしてチェックがしやすくなれば、より正確に所得が把握できる、ということです。
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- garnetscrein
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回答No.2
例えば、特定口座作ったり、
noname#24736
回答No.1
納税者番号制度で、納税者に番号を付けて、売上げや仕入などすべての取引や、個人間の資金の移動を把握して、集計すれば自営業者の所得を把握できるという理論のようですが、そんなことは物理的に不可能でしょう。