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ヒトの姿勢による腰にかかる力の違いを
腰痛を研究しています。 二足歩行のヒトと、鳥類の二足歩行(ニワトリ、ダチョウ、エミュウ)などと腰にかかる圧力、及び筋肉の緊張度について資料を探しています。 ヒトは直立、鳥は前屈です。 整形の本などでは、腰痛の原因は前屈姿勢ということで、直立姿勢を推奨していますが、ニワトリなどの腰には何か違う力が作用しているのでしょうか。 スポーツマンは前傾姿勢が多く、デスクワークのヒトと比較して腰痛の発生率はどうなっているのでしょうか。 姿勢に関して疑問が膨らんできて困っています。
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まず、根本的に骨盤(寛骨)の形が違いますね。動物の骨格標本と比べてみるとおもしろいと思います。次に、人間の脊椎の生理的彎曲は直立のためについています。 上半身が長く、頭が重たいヒトと鳥類を直接比べるのはちょっと難しいのではないでしょうか。 前屈姿勢についてですが、腰から上のみを問題にしているようですが、下肢の使い方が違います。ニワトリなどの歩行型の鳥類の足の形からベクトルを描いてみると解りますが、人間のような一直線の体重のかかり方とは違いますよね。すべての関節がうまい具合にバランス良く曲がっていますね。ただし、人間も同じ格好をすれば前傾でも腰痛にならないかというとそうではありません。前述したように、上半身の形態が全く違うからです。 通常の人の前屈姿勢は明らかに腰痛の原因になりますよね。脊柱起立筋に過度の負担をかけますから。スポーツマンにも腰痛は多いとは思いますが、前傾姿勢によるものかどうかは疑問がありますね。筋肉の使い方が普通の人と全く違いますから。 これだけ形の違うヒトと鳥類でも、大きさと使い方は異なっても同じ筋があるのは不思議です。個々の筋の使い方など調べていくと非常におもしろくなりそうですね。 すばらしい研究になることをお祈りいたします。
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- nozomi500
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ヒトの「直立」が何かということを考えたら、 椅子に座ってデスクワークしている人は「前屈」状態にあるといえるのではないでしょうか。背骨と大腿骨の角度を較べれば、「前屈」しているスポーツマン(サーブを待つテニス選手や、ゴロを受ける野球選手など)より、両足ともほとんdふぉ直角に曲げているデスクワークのほうが、コシに負担はあるように思います。 骨盤だけでなく、背骨も関係しますので、イスに座るより、正座のほうが腰だけに関してはいいらしいです。膝には負担をかけるけど。
- hiyorido
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こういうことに関しては構造医学が詳しく分析していますので、そちらを参考にしてはいかがですか? 構造医学は理学博士・医学博士の吉田勧持氏が研究しているものです。 関連書籍も多数出ていますので、是非図書館等で見てください。 購入すると結構な額になります。 エンタプライズ社から構造医学で出ているはずです。
お礼
ありがとう。構造医学に関しては名前だけ知っています。機会を見つけて中身を勉強してみたいです。できれば基本的な考え(腰にかかる力)を教えていただきたい。
お礼
詳しい解答ありがとうございます。 しかし・・・猿との比較でヒトの骨盤との形状はあまり変わりません。猿は前傾そして四つ足に近いが。猿の股関節を伸展させると腰部は前湾してヒトの生理的湾曲の背骨近づきます。直立(膝の伸展)すると湾曲は自然に生まれます。なぜ猿は直立しないのか、ヒトは腰痛を我慢してまで直立をしようとするのか、鳥の骨格を横から関節すると左右にバランスが取れていて、腰部に緊張感が見受けられない。圧迫が見受けられない。 ヒトの椎間板の役割も間違っているように思えるのですが。 前傾姿勢でも動いていると腰が楽なのは何故なのか。不思議です。