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旅客機の離陸のしかた、2通りについて
旅客機がターミナルを出て、滑走路の端までタキシングをしますよね。 その後の離陸の仕方に、2通りあるようなのですが、 タイプ1.滑走路に入ったら正面を向いたところで、一端停止して、ちょっと一息おいてから(おそらく操縦士が頭をコキコキとやって、「さーて行くか」と言っていそうな感じ)、やおらガオーとエンジンを吹き上げて加速してゆく方法。 タイプ2.滑走路に入っても停止せず、そのままいきなりエンジンをふかして、さっさと飛び立ってしまう方法。 この2種類というのは、どういう風に使い分けているのでしょうか。 例えば、 1.単なる機長の好み(あるいは流派等)や気分 2.滑走路あるいは、空港の条件(でも同じ空港でも両方あったような気がします) 3.気象的な条件 4.機材の問題 5.管制塔からの指示 6.積み込んだ燃料の量の問題 7.その他 気のせいか、昔はタイプ1が多くて、最近になるほどタイプ2が増えているようにも思えます。あるいは外国人機長の場合タイプ2派が多いのかな、と考えたこともあったのですが、水平飛行に移ったとき、アナウンスで「機長の○○(日本人名)です」と、聞こえてくることも頻繁にあるので、これも違うみたいですし。 慣れるまではタイプ2の方は、なにか横着な機長がなげやりな離陸をしているようで、ちゃんと向こうまで運んでくれるんだろうなあ、と少々抵抗がありました。今は別にそんなことはないんですけど。 あるいは、ちょうど重量挙げのジャークとスナッチの違いみたいだなあ、とも思います。スナッチ(一端肩のところでバーベルを止める)がタイプ1、ジャークが一挙に持ち上げてしまうので、タイプ2。 まあそれは良いのですが、どなたかこの2種類の使い分け、ご存じありませんか。よろしくお願いします。
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離着陸については、管制の指示、許可が必要です。 一旦停止しているのは、許可が下りるのを待っている 状態です。 停止しないで即離陸というのは、既に許可が下りている 場合です。 空港での離着陸頻度が高くなってきているので、 そういう場合が多いケースもあるかもしれません。 機長の気まぐれや、勝手な判断でという事は、 絶対にありません。
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5 管制塔(管制官)から指示です。 離発着は機長の判断では出来ません。 全て、管制官の指示です。 誘導路(エプロン(駐機場)から滑走路まで進んでいく道路)に出るところから、指示されます。 どの誘導路を通って、滑走路のどの位置に行きなさい。どの方向に飛びなさいまで。 到着の報告を受けてから待機させ、安全を確認した後、離陸の許可が出ます。 それから機長は航空機の離陸動作を始めます。 着陸もきちんと順番待ちです。 先の航空機が誘導路に出てしまうまで、次の航空機は周回して待機します。 次々降りてきたのは良いけれど、事故が起こっていたら大変でしょ。 旅客機でも個人の飛行機やヘリコプターでも基本的には同じです。 車のようにちょっとぶつけちゃった~あはははっ では済まないですからね。
お礼
ありがとうございました。 永年の疑問だったのですが、これで良く分かりました。
補足
みなさまご回答ありがとうございました。 大変心苦しいのですが、ポイントについては、着順とさせていただきました。ご容赦願います。
- OKBob
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全て管制塔からの指示ですが タイプ1、滑走路までの進入待機支持→ その後離陸可の許可を受けた タイプ2、滑走路に入る前から既に離陸OKの許可が出ている。 沢山の飛行機が飛び交う危険な所なので1回1回の操作に指示がある のだと私は思っていますが。 タイプ2が増えたのは昔と比べて離着陸の本数が増えたので 安全が確認できたならちょっとした時間でも離陸させているのではないでしょうか。
お礼
確かに本数は増えているでしょうから、少しでも隙間を縫ってバンバン離陸させて、滑走路を空けるということもあるのかもしれませんね。 ご回答ありがとうございました。
お礼
永年の疑問だったのですが、よく分かりました。ご回答ありがとうございました。