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果樹園芸における官能検査
卒論で果実(モモ)の品質(糖度や渋味)について研究しています。現在はサンプリングした試料を化学分析しているのですが、来年官能検査をすべきか悩んでいます。 現在、官能検査の結果はどのくらい重点を置かれているのでしょうか?論文発表の際、官能検査結果がないと、内容が偏ってしまうのではないかと不安です。よろしくお願いします。
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素人の意見であることを予めお断りしておきます。 成分分析をして、なおかつ官能検査をしている論文があるか無いかで考えると、 参考URLのページで「嗜好」をキーワードに検索すると、モモも含めて古い文献なら引っかかりますね。 最近の文献なら、イチゴでの研究例があるようです(園芸学会雑誌 第68巻 別冊1:247.1999年)。 筑波大さんは香りの官能評価について研究されていて、 何度か学会発表されていますし(同ページで「官能」で検索すればヒットします)、 いずれ長報も出ると思います。 それに、たとえば、カキの場合、 「機器分析などによるデータを活用したいところではあるが、 カキ果肉から検出できる揮発性成分はその種類も量も少なく 現時点では官能的な検査に頼らざるを得なかった」 そうです。(農業および園芸 第72巻:1265-1268.1997年) ですから、「どのくらい重点が置かれているか」ということを抜きにして、 「個人的には」、出来るものなら、やっておいた方が良いと思います。 修士(?)では時間が足りなくて出来ないと言うであれば、それも仕方がないと思いますが。 でも、一番大切なのは、指導教官の方と相談することだと思います。
お礼
お答え、ありがとうございます。しかもとても親切に・・・ まだ今年の分析結果が出てないので、まだなんともいえませんが、自分的にはとてもやってみたかったので、チャレンジしてみたいと思います。