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血液検査の方法は?
化学分析の仕事をしています。会社の健診で、血液検査がありますが、尿酸とかコレステロールとか、成人病に関係する項目で時々注意をされますが、どんな方法で計っているのでしょう?酵素法とか、液クロとかでしょうか?サンプリングの誤差、計測誤差などどのくらいあるものなのか知りたいです。
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1番です。 測定方法は たとえば 尿酸のあるメーカーの場合下記のようになります。 測定反応式 尿酸+2H2O+O2→ウリカーゼ→アラントイン+CO2+H2O2 H2O2+TOOS+4-アミノアンチピリン→ペルオキシターゼ→キノン色素+4H2O 最終的には キノン色素の量を測定します。 検体は、5マイクロリットル程度ですが サンプリング精度は正確です。 試薬は100マイクロから150マイクロ程度ですね。
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- Nazogramer
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BMLのホームページから「総合検査案内」のプログラムをダウンロードすると、項目毎の検査手法が載っています。 ホームページはすぐに捜せると思いますので、ここには書きません。 また、検査結果についてはサンプル誤差は少ないでしょうが、日内変動やその時々の体調などでかなり変わってきます。 継続して検査を行って結果の動向も見極める必要がある場合もあります。 過去に検査や検診関連のソフトを作っていたのですが、サンプルが必要で自分たちの血液を採取して測定していましたが、アルコールを飲んだ次の日などは一時的にかなり悪い結果が出た事を思い出しました。
お礼
ありがとうございました。BMLのHPを見てみましたが、私の意図するところとは少し違うようでした。いろいろとやっているのですね。
- toshimi-t
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現在行われている方法は、尿酸やコレステロールなら酵素法です。 液クロは糖尿病の検査でなじみの ヘモグロビンA1cですね。 もちろん 血液検査には多数存在しますので そのほか いろんな方法があります。 20年以上前だと、試薬をピペットで定量し、検体を定量採取していたので、測定誤差は3-4%近く在りました。 しかし、現在は自動分析器を用いているので、測定誤差は 大半は1%未満です。
補足
早速のご回答有り難うございます。もう一つ教えていただけますか?検体に酵素を作用させ、何が生成してどう計るのかも知りたいのですが・・・尿酸は水溶性が低いので金属塩か何かで水溶性にする必要があると思います。その後分光光度計とかの世界になるのでしょうか? また、測定誤差ですが、mg/dlが単位で、これで得られる数字を10倍すればppmになります。その1%ならばppbのオーダーになってきます。一方、検体は5mlそこそこの採取で全分析項目を処理するのですから、少量のサンプルの秤量誤差が大きく影響するのではないかと思うのですが、いかがなものでしょうか?もちろん、日による変動もかなりあると思うので目安で良いのかな、とも一方で思うわけですが・・・
お礼
ありがとうございました。大変よく分かりました。